バナナマンのCMで話題のアゴダ(agoda)は実際どうなのか
最近はテレビCMも目にするようになったホテル予約サイトのアゴダ(agoda)ですが、このサイトは楽天トラベルやじゃらんのような日本国内の企業が運営している物ではありません。
ここでは、「アゴダとは一体どんな企業なのか」「実際のところ安いのか」「口コミや評判はどうなのか」という3点に絞ってアゴダをご紹介いたします。
怪しいとも言われるアゴダは一体どんな企業なのか
オンラインホテル予約サイトと言うと「楽天トラベル」や「じゃらん」「JTB」「るるぶ」など日本国内の企業が運営する以下のような多くの有名サイトがあります。
これらのサイト以外にも「エクスペディア」「Trip.com」「Hotels.com」のような外資系企業の運営するホテル予約サイトがあり、アゴダはこの外資系ホテル予約サイトに分類されます。
agodaの企業情報
アゴダはシンガポールに本社を置き、マレーシア・タイ・中国などアジア地域を中心に事務所を展開。その為か特にアジア地域の宿泊施設が豊富に掲載され安く予約できるという特徴があります。
世界の3大OTA(※オンライン旅行予約業者)と言われる「ブッキング・ホールディングス」の傘下にあり、怪しかったり詐欺を目的としたような会社ではありません。
日本においては「Agoda International Japan 株式会社」という日本法人が設立され、東京・大阪・横浜など日本国内5か所の事務所でサポートなどが行われているようです。
日本法人があり日本国内に事務所もありますが、残念ながらアゴダ本体は旅行業協会などに加盟しておらず旅行業登録も行われていない(※1)ので、トラブル時やagodaに万が一の事があった場合などに日本の公的機関から支援を受けることができず、消費者センターなどへの相談も意味を成さないという所には注意が必要です。
(※1)Agodaの日本法人である「Agoda International Japan株式会社(※以下AIJ)」は旅行業登録が行われています(旅行業登録番号1-2161)
しかしAIJはサポートを担当する会社という位置づけであり、実際に予約を請け負うAgoda本体とは関係ない別会社という姿勢をとっている為、Agodaでの予約に対してAIJが補償をどうこう…という事はありません。
これについてはAgodaのサイトにも記載がありました。
「Agoda International Japan株式会社」は、アゴダにサポート機能を提供する現地法人です。Agoda International Japan株式会社自体は、日本人のゲスト/旅行者、またはその他の第三者機関に対して、いかなるサービスも提供しません。Agoda International Japan株式会社は、日本の税制度に基づき、現地の通貨で行われる物品の購入など、特定の管理業務を実行しており、こうした目的のために登録番号が必要になります。
現地法人としての「Agoda International Japan株式会社」は、限定された業務のみを提供しており、Agoda Company Pte Ltd(ACS)からは独立した別個の事業体です。そのため、「Agoda International Japan株式会社」が現地法人として取得している登録番号を、日本におけるACSの事業の代わりに使用したり、ACSの事業のために使用したりすることはできません。
アゴダの問い合わせ先・サポートなどについて
アゴダは電話・メール・チャットでのサポートを行っていますが、チャットについては既に予約を済ませ予約番号を持っている人に限定されます。
電話対応は24時間行っていますが、日本語による電話サポートの時間は限られていますのでご注意ください。詳しくは下記の記事でご紹介しております。
アゴダでホテルを予約すると安いのか
CMでもやっていますが、アゴダでホテルを予約すると実際のところ本当に安くなるのでしょうか。結論から言うと日本・アジア地域のホテルはアゴダが最安値になっているケースが多く見受けられます。
それに加えて会員限定セールやクーポンの配布なども行われている為、それらを有効活用すると思わぬ料金で泊まれる事もあります。しかしクーポンや会員限定セール、シークレットディールなどを利用する際はキャンセル条件やプラン内容など、十分に検討する事が必要です。
アゴダ(agoda)の評判や口コミ
次に気になるのはアゴダの評判や口コミではないでしょうか。
「大丈夫です!」と自信をもって言いたい所ですが…正直なところアゴダに限らず外資系ホテル予約サイトというのは国内業者と比べて極端に悪い評価を目にする機会があります。
もちろん楽天やYahooトラベル・じゃらんなどの国内業者でもトラブルはありネガティブな口コミだって存在しますが、外資系のホテル予約サイトについては日本の業者ほど丁寧なサポートが望めず、結果クレームにつながるという事例があるように見受けられます。
少しでもトラブルを回避する為、事前にキャンセル条件や提供内容(食事など)を十分に確認した上で予約する、スクリーンショットや印刷などで予約内容を残し持参するなどの対策は必要になってきます。
アゴダで良く見られるトラブルの内容
トラブル内容として容易に想定できるものとしては「予約が出来ていなかった」「プラン内容と実際の提供内容が違った」「キャンセル時の返金対応」あたりではないでしょうか。しかしこれら以外にも特に海外のホテルとなると斜め上のトラブルが存在するのも事実です。
アゴダの口コミなどについては別ページで皆様よりご投稿頂いた物を紹介しておりますので参考にしてください。
アゴダ(agoda)での予約は危険なのか
外資系と聞くと何だか躊躇してしまいがちですが、
・agodaやBooking.comなどが属する「ブッキング・ホールディングス」
・Hotels.com/トリバゴなどを傘下に持つ「エクスペディアグループ」
・スカイスキャナーなどを傘下に持つ「トリップドットコム・グループ」
これらの世界的な大手3グループに属するホテル予約サイトは外資系としては十分信頼できる方であり、日本法人もあって日本語によるサポートを提供している以上、決して危険な旅行会社には分類されません。危険かもしれません。
アゴダを利用してトラブルに遭った方からするととんでもない話に思うかもしれませんが、本当にヤバいホテル予約サイトというのは他にあります。
実際に当タビワザ.JPのスタッフもアゴダを利用していますが、これと言ったトラブルの経験は今の所ありません。
少しでもトラブルに遭遇する確率を抑える方法、早期解決できる確率を高くする方法はありますが、どのような業者であっても完全にトラブルを回避するという事は出来ず、遭遇するかどうかは運次第といったところです。
いくつかのトラブル事例や対処法などもご紹介しておりますので、アゴダでホテルを予約する前に確認してみてください。
クーポンを使ってよりお得に予約
タビワザ.jpではアゴダを始めとする外資系ホテル予約サイト、旅行で活用できるクーポンを多くご紹介しております。予約内容を十分に確認の上で、クーポンや裏技などを活用してみてください。
この記事を書いたのは

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