アゴダ(agoda)の予約キャンセルは要注意!返金されないケースも

アゴダ(agoda)というホテル予約サイトは決して怪しい所ではありませんが、無料キャンセルと表示されていてもキャンセル料の発生するケースがあります。

予約画面を良く見ていればこの問題は回避できますが、ついうっかりで思わぬキャンセル料がかかってしまう事態を防ぐため本記事で事例と共にご紹介致します。これからアゴダでホテルを予約する方はぜひ参考にしてください。

アゴダ(agoda)は怪しい企業なのか

agodaは国内・海外と何度も利用した経験がありますが、個人的には実際に現地へ行って予約ができていなかったり、キャンセル時に返金されなかったりと言ったようなトラブル経験は今の所ありません

むしろ、航空会社のマイルが貯まったりとメリットが多く存在するので、最安値かもしくは最安値に近い場合は積極的に利用しているホテル予約サイトの一つです。

新型コロナウイルスによる特例でのキャンセル料無料化について

現在この特例での無料キャンセルは終了しています。

新型コロナの影響により、キャンセル不可・無料キャンセル期間超過の予約でもキャンセル料無しでキャンセルできるという特例が実施されました。

agodaマイページの予約一覧画面から対象の予約を開き、予約のキャンセルへと進んで下さい。この時、「キャンセル無料」という表示が出ていれば特例による無料キャンセルの対象となります。

出ていなければ特例による無料キャンセルの対象外という事になり、残念ながら通常通りのキャンセル料がかかってしまいます。

アゴダ(agoda)の「無料キャンセル」には要注意

アゴダ(agoda)ではプラン詳細画面や予約画面などにも頻繁にキャンセル料に関する表記があり、決してそれ自体は見つけにくい物ではありません。

上画像のように キャンセル手数料無し という表記があり、一見するとこのホテルはキャンセルすればいつでも100%の金額が返金されるかのように思えますが、実はそうではありません。

詳細を確認すると、バッチリ無料でキャンセルできるのはチェックイン日の日前まで。3日前からはご予約料金の全額がキャンセル料として発生してしまいます。

現在は無料キャンセルについての表記が改善

現在は表記についてだいぶん改善があり、ほとんどの場所へ日時が併記されるようになりました。

また予約詳細画面でもキャンセルポリシーが表示され、いつからどの位のキャンセル料がかかるのか非常に分かりやすい表記になっています。

唯一気を付けておくべき点と言えば、キャンセルポリシーに記載の日付は日本時間ではなく、ホテル所在国の現地時間になるという事です。

無料キャンセル期間であれば全額返金されるのか

キャンセルポリシーに記載の期限内にアゴダのマイページ上からキャンセル手続きを行えば、返金不可という表記のあるプランでない限り、決済に使用したクレジットカード・電子マネーへ全額返金されます

以前都合により宿泊できなくなったホテルをキャンセルしたした際も無事に全額が返金されました。

ホテルへの直接連絡によるキャンセルは控える

電話やメールなどの方法でアゴダを通さず宿泊施設へ直接キャンセルを申し出た場合、後々返金トラブルに発展する可能性が高くなる為、宿泊施設への直接連絡によるキャンセルはおすすめできません。

アゴダと直接契約している宿泊施設であれば恐らくそこまで問題にはならないでしょうが、間に一つ以上の旅行代理店を挟むような予約の場合、キャンセル情報が正しくアゴダへ伝わらず、請求だけが残ってしまうという最悪な結果になりかねません。

必ずアゴダのマイページに表示される該当予約からキャンセルボタンによるキャンセル手続きを行うか、もし何らかの事情でマイページからのキャンセルが出来ない場合は、アゴダのサポートへ電話またはチャットなどでキャンセルを申し出る事をお勧めします。

やむ負えない事情でキャンセル料の免除を希望する場合

最近では様々な理由で止む負えない事情によるキャンセルが発生するケースがあります。

上記のように無料キャンセル期間であった場合はキャンセル料なく宿泊予約を取り消せますが、無料キャンセル期限を超えてしまった場合や、そもそもキャンセル不可プランの場合は全額返金が絶望的になってしまいます。

新型コロナによる特例での無料キャンセルは現在既に行っておらず、それでも少しの可能性に賭けるのであれば、アゴダのサポートへ直接連絡してみるしか方法はありません。

外資系のホテル予約サイトで例外的な返金を求める場合、基本的にやる事は同じです。

・絶対にオンラインでキャンセル手続きは行わず、電話(メールは不可)で交渉する。

・高圧的な態度で無料キャンセルを迫らない

・宿泊施設へ直接交渉をしてOKを貰えている場合はその旨をagodaのコールセンターへ伝えて無料キャンセル交渉をする

ただし、キャンセル規定に同意して予約している以上、確実な無料キャンセルは望めません。また、最悪のケースとしてアゴダコインでの返金となってしまう場合もあるようです。

Agodaはキャンセル条件の確認が必須

以上のように、「いつまでならキャンセル無料なのか」という事をしっかりと把握した上で予約を行えば返金トラブルの心配はありません。

10%以上のクーポンや限定セールなども頻繁に開催されており、航空会社のマイルがたまるという特徴もありますので、予約の際はぜひ検討したいホテル予約サイトです。

この記事を書いたのは
山口

人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。