ダナンの海鮮はボッタくり注意!?量り売りトラブルと回避方法

ダナンといえば、目の前に広がる海!そして海鮮!ガイドブックを見れば、巨大なロブスターやカニを食べている写真が載っていて「これこれ!今回の旅のメインイベントはこれだよ!」ってテンションもグングンあがります。
でも、いざ現地のお店(特にローカル店)に行ってみると、その熱気とシステムに圧倒されて、尻込みしてしまう人がめちゃくちゃ多いんです。
そしてネットで調べると出てくる「ボッタクリ」「すり替え」の怖い噂…。「英語も通じないし、いや通じたとしても英語喋れないし、変な値段を請求されたらどうしよう…」私も最初はビビって遠巻きに見ていました。
ですが、仕組みさえ分かってしまえばこっちのもの。今回は、そんなダナンの海鮮レストランで、入店から注文、そして会計までをどう切り抜ければいいのか、2025年の最新相場と具体的なぼったくり事例から回避術を交えて、徹底的にご紹介します。
この記事の目次
【シミュレーション】海鮮レストラン入店から会計までの流れ
日本の居酒屋とは勝手が違いすぎて、初めてだと確実にフリーズします。ここでは、ダナンの一般的な海鮮レストラン(特に「Bé Mặn」のような大型店)での振る舞い方を順番にご紹介します。
Step 1:入店後、席は勝手に確保する
お店に入っても、「いらっしゃいませ、何名様ですか?」なんて案内してくれる店員さんは基本いません。(※店舗・時間帯によっては店員さんが誘導してくれる事もあります)空いている席を見つけて、勝手に座っちゃってOKです。
座ったら、テーブルの端に書かれているテーブル番号を覚えてください。これが注文時に必要となります。
Step 2:いざ水槽エリアへ
席に荷物を置いたら(貴重品は持って!)お店の奥や入り口にある「水槽エリア」へ向かいます。決して日本のような感覚で貴重品を置きっぱなしにして席を離れないようにしてください。
子供にとって、この水槽エリアは水族館そのもの!「どれ食べる?」と一緒に選ぶと楽しいイベントになります。ただし、床が濡れていて滑りやすいので手は離さないで!
Step 3:指差し注文 & 計量 & 調理法指定
ここが一番の山場。欲しい食材(エビやカニ)には、だいたい1kgいくらと価格が書いてあります。それを指差すと、店員さんが網ですくってくれます。
- 重さを測る: 目の前で秤(はかり)に乗せます。はかりの数値ごと絶対に写真を撮っておく事
- 価格を聞く: 電卓やスマホで「いくら?」と確認。
- 調理法を伝える: 「BBQ(焼き)」「Steam(蒸し)」などと伝えます。(※後述)
- テーブル番号を告げる: 最後に「Table Five!」などと伝えて完了。
Step 4:席で待つ & 実食
席に戻って、通りがかりの店員さんに飲み物(ビールやジュース)と、空芯菜炒めなどのサイドメニューを注文します。あとは料理が運ばれてくるのを待つだけ。
Step 5:会計は「テーブル」で
食べ終わったら、店員さんを呼んで「お会計(Tính tiền / ティン・ティエン)」と伝えます。レジに行くのではなく、テーブルで会計するのが一般的です。伝票を持ってきてくれるので、内容を確認して支払います。
時価の目安|2025年の海鮮相場と1匹あたりの「重さ・価格」
「時価(Market Price)」って怖い言葉ですよね。でもある程度の「相場」と「重さの感覚」を知っていれば、恐れることはありません。店舗や時期により変動はありますが、ざっくりとした2025年時点でのダナンのローカル店における相場の目安は以下の通りです。
1kgあたりの価格相場(目安)
| 食材名 | ベトナム語 | 相場 (1kgあたり) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ワタリガニ | Ghẹ (ゲー) | 45万〜65万ドン (約2,700〜3,900円) | 1番人気。身が甘い。 |
| エビ | Tôm (トム) | 40万〜50万ドン (約2,400〜3,000円) | 大きさで変動。ブラックタイガーなど。 |
| シャコ | Tôm Tít (トムティット) | 60万〜85万ドン (約3,600〜5,100円) | ※巨大サイズは120万ドン超えの高級品! |
| チップチップ貝 | Chip Chip | 6万〜14万ドン (約360〜840円) | ダナン名物。安くて美味い。 |
| イカ | Mực (ムック) | 20万〜40万ドン (約1,200〜2,400円) | 蒸しイカが最高。 |
【重要】「1kg」ってどれくらいの量?1匹の重さと価格
一番困惑するのが、「1kgの値段は分かったけど、このカニ1匹が何グラムなのか分からない」問題です。「1kg 60万ドン」と言われて安いと思ったら、カニ1匹が700gもあって、2匹頼んだら予算オーバー…なんてことも。
目安としてはこんな感じです。
- カニ (中〜大): 1匹 300g〜500g 程度。計算: 1匹あたり約1,000円〜1,500円くらい。
- エビ: 1kgで 20〜30匹 程度
- チップチップ貝: 1皿(約1kg)で山盛り来ます。
カニは美味しいんですが、子連れの場合は殻を剥くのが大変で親の手がベトベトになり、子供の面倒が見られなくなるという罠があります。剥きやすいエビか、身がポロッと取れる貝類メインにするのがおすすめ。
勝手に出てくる”おしぼり・ピーナッツ”の課金の仕組み
席に着くと、頼んでもいないのに「おしぼり(袋入り)」と「ピーナッツ(またはウズラの卵)」が置かれています。
これ、日本のようなサービス(無料)ではありません。有料です。
おしぼり、1つ 2,000〜5,000ドン(約10〜30円)、ピーナッツ: 1皿 1万〜2万ドン(約60〜120円)が目安です。
「食べた分だけ」払うシステム
これらは「テーブルチャージ」ではなく、食べた分だけ課金されるシステムです。会計の時、店員さんがテーブルに来て、破られたおしぼりの袋や、空になったピーナッツの皿を数えて伝票に記入します。
なので、使いたくなければ手を付けずに端に避けておくだけでOK。もし会計に含まれていたら、「No use(使ってないよ)」と指差せば引いてくれます。これはボッタクリではなくベトナムの文化なので、怒らずスマートに対応しましょう。
タクシーの「安くて美味しい店がある」は100%ボッタクリへの招待状
お店に向かうタクシーやGrabの中で、運転手さんがこんなことを言ってくることがあります。
「その店は今日休みだよ」
「あそこは最近、食中毒が出たから危ない」
「もっと安くて美味しい、地元の漁師がやってる店を知ってるよ」
これ、99.999%ウソです。親切心ではなく、彼らが提携している「ボッタクリ店」に連れて行って、紹介料をもらうための手口で、連れて行かれた店は相場の2〜3倍の値段を請求されると聞いています。対策は一つだけ。「No」とはっきり断り、目的地へ直行するように促す事です。
ぼったくり被害を防ぐ「3つの自衛策」
お店でのトラブル(重量の水増しや、食材のすり替え)を防ぐために、注文時にやっておくべき自衛策があります。
- 秤(はかり)に乗せた写真を撮る
食材が秤に乗っている状態で、目盛りの数字ごとスマホで撮影します。「この客は記録しているぞ」と思わせるだけで不正の抑止力になります。 - 袋の水抜きを確認
厚手の黒いビニール袋に水をたっぷり入れて重さを稼ぐ手口があります。「No water!」と言って水を切ってもらうか網カゴで計量してもらいましょう。 - その場で「電卓」確定
計量が終わったら、必ずその場で「Total?(全部でいくら?)」と聞き、電卓で金額を表示させて「OK」と合意してから調理に回してもらいます。これをやれば、後から「思ったより高かった」という悲劇は起きづらくなります。
安全に食事ができる「明朗会計」の優良店3選
ここまで怖い話もしましたが、ちゃんと選べば最高に美味しいのがダナンの海鮮。そこで「ここなら安心」と太鼓判を押せる3軒をご紹介します。
1. Bé Mặn(ベーマン)
「ミシュラン掲載の超有名店。活気と鮮度はNo.1」ミーケビーチ沿いにある超大型店。いつ行っても満席で煙モクモク、すごい熱気です。接客は雑ですが、回転が早いので食材の鮮度は抜群。ザ・ベトナムの海鮮を楽しみたいならここ。ただし、エアコンはないので暑いです。
2. Năm Đảnh(ナムダン)
「路地裏の迷宮にある、均一価格の聖地」多くのメニューが「6万ドン(約360円)均一」という神コスパのお店。ただし、車が入れない細い路地の奥にあるので、たどり着くのが大変です(周辺には似たような名前の偽物の店も多いので注意)。地図必須。安さ重視ならここ一択。
3. Mộc Quán(モック・クアン)
エアコン完備! 子連れ・衛生重視ならここ!ローカル感は薄れますが、内装がおしゃれで清潔、そしてエアコンがあります。子供が遊べるキッズスペースがあったり、海鮮以外のベトナム料理も豊富だったりと、家族連れには一番優しいお店です。海鮮の値段も明朗会計で安心ですが、とても混雑するお店なので待ちが発生するかもしれません。
キッズスペースは意外としっかりした物で、日本でも時々ある囲いだけあって遊ぶものが何もないような所ではありません。ボールプールや乗り物などもあり、扇風機も付いています。
衛生対策|「氷」と「生食」に注意
最後に、お腹を守るために、どんなに新鮮そうでも、生ガキや刺身は避けた方が無難です。旅行中にお腹を壊すと全ての予定が狂います。必ず火を通してもらいましょう。
そして飲み物に入っている氷。穴の空いた円筒形の氷(工場製)なら比較的安全と言われていますが、心配な方は「No Ice」で注文するか、冷えた缶ビールや缶ジュースを飲むのがおすすめ。
ぜひ、万全の準備で挑んできてください!当サイトではこの他にもダナンに関する記事を多数ご紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。
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この記事を書いたのは
人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。















