ダナンでの両替方法|安全で高レートな場所・ATM手数料とQR決済

海外旅行に行く時、やっぱり一番気になるのが「お金」のこと。特にベトナムの通貨「ドン(VND)」って、桁数がものすごく多いので、正直なところ「これって高いの?安いの?」と感覚が麻痺しそうになりませんか?
それはさておき、私が子連れ家族でダナンに行ってみて感じたのは、レートの良さも確かに大事だけど、それ以上に「安全」と「手間がかからないこと」も大事だな、ということでした。
今回は、そんな体験談や賢い両替の方法について、ATMの手数料事情やQRコード決済が使えるのかなども含めてお話ししていこうと思います。
この記事の目次
ダナンの両替は、空港で最低限+ハン市場でまとめてが最強
まず結論から言うと、日本円をベトナムドンに両替するなら日本国内で替えていくのは絶対にナシです。レートが悪すぎて泣けます。
じゃあどこで替えるのが正解なのかというと、至極一般論になってしまいますが「ダナン空港でとりあえず当面の分だけ両替して、残りは後日街中のレートが良いお店で替える」という二段構えです。
ただ、よく「空港はレートが悪いからダメ」なんて言われますが、ダナンに関しては、空港と街中の差って他の国ほど絶望的な開きは無い気がしました。なので、着いてすぐに飲み物を買ったり、Grab(配車アプリ)の空港使用料を払ったりするための小銭を作る意味でも、まずは空港で5,000円〜1万円分くらいを両替してしまいましょう。
そして、観光のついでに立ち寄れる「ハン市場」の近くにある貴金属店で、残りの滞在費をまとめて両替する。これが一番無駄がなくて、スマートな立ち回りなんじゃないかなと思います。この貴金属店の詳細についても順にご紹介していきます。
ダナン空港の両替所は深夜でもOK!到着ロビーの左手側
ダナン空港(国際線ターミナル)に到着し、入国審査を抜けて荷物を受け取り到着ロビーに出ると、出口に向かって「左側」にずらっと両替所が並んでいます。
ここ、深夜便の時間帯でもちゃんと開いています!というか、ほぼ全ての国際線フライトに合わせて営業しているみたいなので、着いたら閉まってた…なんて焦る心配はありません。
空港ではどのお店を選べばいいの?
お店が何軒も並んでいると「どこが一番レートがいいんだろう?」と悩んでしまいます。私も最初は全部のレートを確認して回ろうかとも思ったんですが、子供も疲れているだろうし、荷物も重いし断念しました。
後で知った事ですが、空港にあるこれらの両替所、レートの差はあっても誤差レベルなんです。数万ドン(数百円)変わるか変わらないかくらい。なので、空いているお店でサクッと済ませてしまうのが良いと思います。
ここで必ずやっておきたい「魔法の言葉」
ここで一つだけ、絶対にやらないと積む事があります。これもまあほとんどの海外で共通する事ですが、両替する時に「Mix, please」または「Small bills,please」と伝えて、細かいお札を混ぜてもらうことです。
ベトナムでは、10万ドン以下の小額紙幣を本当によく使います。Grabのドライバーさんに空港使用料(約1.5万ドン)を払ったり、街中に出てローカルな屋台で食事をしたりするとき、50万ドン札(最高額紙幣)しか持っていないと、お釣りが無く困ったことになります。なので、必ず両替の際に小銭を作っておく事を忘れずに!
空港で全額両替は損か?手間をお金で買う考え方もアリ
さて、ここで一つの疑問が浮かびます。一般論では空港はレートが悪いからNGまたは最低額…ですが、少々の価格差であるのなら「面倒な両替、いっそのこと空港で全額両替しちゃってもいいんじゃない?」と。
これ、実はかなり「アリ」な選択肢なんです。
実際に、家族4人の滞在費として5万円を両替する場合、最初にオススメした「空港1万円+街中4万円」と「空港で全額」を比較してみましょう。(※レートは時期によりますが、1円=167ドン(街中)、158ドン(空港)で計算しています)
■空港1万+街中4万:(空港分158万ドン)+(街中668万ドン)=826万ドン
■空港で5万全額:790万ドン
その差額は、36万ドン。日本円にすると約2,100円くらいの差になります。
「2,100円ぐらいなら…」と思いませんか? もちろん2,100円あれば日本でちょっといいランチが食べられます。でも、こう考えてみてください。
暑い中、混雑した市場まで出向き、スリに警戒しながら大金を持ち歩く…その手間とリスクをゼロにして、ホテルに着いた瞬間からお金の心配をせずに遊び回れるなら、この2,100円は「安心料」として決して高くない…という考え方も場合によってはできるのではないでしょうか。
これに関しては本当に人それぞれですし、もし私が一人旅なら迷わず街中に両替へ行きます。しかし子供と一緒だったり、初めてのベトナムなら、必要経費と割り切って空港で全額両替してホテルへ直行するのも一つの選択肢だと思います。
市内レート最強!ハン市場前にある両替所の場所
少しでもお得に両替したい!という方のために、ダナン市内で最強と言われる両替スポットを紹介しておきます。
特に有名なのが、観光客も多く訪れる「ハン市場」の道路を挟んだ向かい側にある、「SOAN HA(ソアンハ)」と「TAM THINH(タムティン)」というお店。黄色い看板が目印で、いつも観光客で賑わっています。
この2店舗については観光客も多く利用しており、両替詐欺や抜き取りなどの悪質な被害は聞きません。
ただ一つだけ注意点があり、ここは常に混雑しているので、スリには十分気をつけてください。そしてお金を受け取ったら、必ずその場で枚数を確認すること。
「後ろに人が並んでるから…」なんて遠慮はいりません。店を出た後に足りない!と言っても対応してくれませんから。
パスポート不要で一瞬で終わる
ここのすごいところは、とにかく手続きが早いこと。銀行みたいにパスポートを出したり、書類を書いたりする必要はありません。日本円を渡すと、店員さんが電卓で「今のレートはこれだよ」って数字を見せてくれて、OKならその場でお金を渡してくれます。所要時間、わずか1分。この手軽さは本当にありがたいです。
少しの破れもNG?ベトナムの厳格な紙幣ルール
これ実は意外と知られていないんですが、ベトナムって紙幣の状態にものすごく厳しい国です。日本では少しお札が破れていても普通に使えますし、お札に落書きがあったからって価値が下がる訳ではありません。
しかしベトナムでは「少しでも破れているお札」や「落書きがあるお札」は、お店で受け取りを拒否されることがよくあります。ひどい場合だと、両替所ですら「これは両替できないよ」って返されたり、レートを悪くされたりすることも。
なので、日本から持っていく日本円は、綺麗な物とまでは言いませんが、破れている物、破れそうなもの、落書きがある物は避けるのが無難です。
そして、両替した後も要注意です。渡されたベトナムドンの中に、破れているお札が混ざっていないか、枚数チェックと併せてその場でチェックしてください。もし破れていたら、「Change, please」と言って交換を要求します。
ATMの手数料無料は終わった?最新のキャッシング手数料一覧
「現金を持ち歩くのが怖いから、現地のATMでキャッシングしたい」という方もいると思います。何を隠そう私もそうで、多くの国ではそうしています。そしてベトナムに関しては、数年前までは「TPBankとVPBankなら手数料無料!」なんて情報がブログにもよく載っていましたが、実はこれ、もう過去の話になりつつあります。
最新の情報(2025年6月時点)だと、多くの銀行で手数料がかかるようになっています。
| VPBank | 無料(今のところ狙い目!) |
|---|---|
| Vietcombank | 50,000ドン(約300円) |
| TPBank | 50,000〜165,000ドン(金額によって変動あり) |
| Agribank | 22,000ドン(手数料は安いけど、1回に引き出せる額が少ないので注意) |
VPBankは現在も海外キャッシングの現地ATM利用手数料を無料にしているようですが、手数料無料のATMを探して街をさまようよりも、まとめて現金両替してしまった方がメリットが多い気がします。
ダナンでPayPayが使える!?QR決済とクレジットカード
最後に、キャッシュレス事情についても少し触れておきます。「海外でもPayPayが使える!」なんてニュースが一時期流れた事もありました。
しかし、ダナンに関しては「ローカルなお店や屋台では、日本のスマホ決済はほぼ使えない」と思っておいた方がいいです。ダナンの街中でよく見かけるQRコードは「VietQR」というベトナム国内専用の規格で、日本のPayPayアプリで読み込んでもエラーになります。
ベトナムでは「Alipay+(アリペイプラス)」のマークがある一部のコンビニやモールでPayPayが使えますが、まだまだ限定的で、クレジットカードよりも利用可能場所は圧倒的に少なく、有用な決済手段とはとても言えない状況です。
ちなみに、クレジットカードもホテルやショッピングモールなら使えますが、街中のレストランやマッサージ店だと「カード手数料3%はお客さん負担ね」って言われることが結構あります。本来であれば加盟店がカード会社へ支払う手数料を客に負担させる行為は規約違反となり禁止されているのですが、ベトナムでは普通にあります。
なので、結局のところ、ダナンを楽しむなら「現金(ベトナムドン)」が最強の決済手段であることは間違いありません。
3泊4日の家族旅行、現金はいくら両替すればいい?
じゃあ結局、いくら両替していけばいいの?って話ですが、我が家の場合(大人2人、子供2人)ですが、3泊4日の旅行で「3万円〜5万円分」くらいを現金で持っておくと安心かな、という感じでした。
Grabやホテル代はクレジットカードで払うとしても、市場での買い物、屋台での食事、チップ、そして予備のお金として、これくらいあると余裕が持てます。
これについては観光スタイルの違いもある為一概にいくらとは言い切れませんが、参考になると幸いです。
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この記事を書いたのは
人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。
















