ダナンで失敗しない為のGrabの使い方、偽Grabとトラブル、捕まらない時の対策

ダナンへの旅行、楽しみだけど移動手段はどうでしょうか?ネットで見るとやっぱり「Grab(グラブ)」が便利って書いてあるんですが、日本で使い慣れてないと「本当に安全なの?」「英語分からないけど?」と不安になってしまうかもしれません。
私も最初はそうでした。英語はそんな得意じゃないし、子連れで荷物も多いし…ただ実際に現地で使ってみると、いくつか気をつけるポイントさえ押さえれば、これ以上楽な移動手段はありません。今回この記事ではGrabのアプリの使用方法というよりは、ダナンでGrabをうまく使いこなすためのコツを、失敗談も交えつつ紹介していこうと思います。
この記事の目次
ダナンでGrab|4人乗りと7人乗りの選び方
日本でタクシーを呼ぶ感覚だと、家族3人か4人なら、普通のセダン(4人乗り)で十分だと思います。ですが、ベトナムでGrabを利用した際に4人乗りを呼んでみると…これが実は罠だったりします。
アプリの画面で「GrabCar 4(4人乗り)」を選択すると、やってくる車は日本でいうコンパクトカー、あるいはもっと小さい軽自動車クラスの大きさになる確率が高くなります。(※ただ4人はちゃんと乗れます)
荷物があるなら「GrabCar 7」一択
ホテルに荷物を置いて身軽に街中を観光する時は4人乗りで全く問題ありません。ですが、空港からホテルへの移動などで大きなスーツケースがあったり、子どもがいてベビーカーを持っていたりする場合、このコンパクトカーサイズの車だと荷物が入りきらないという事態が発生します!
トランクにスーツケースを1個入れたらもう限界、ベビーカーなんて持っていよう物ならとても乗らない…みたいな状況になりがちで、そうなると最悪の場合は乗車拒否されてしまうこともあるようです。
なので3人以上の旅行で荷物があるなら、迷わず7人乗り(GrabCar 7)を選んで下さい。7人乗りを選ぶと、日本でいうミニバンタイプの車が来てくれます。これなら後ろの席を倒せばスーツケースもガンガン積めますし、ベビーカーを畳んでポイっと乗せても余裕があります。
実は4人乗りと7人乗りって、数十円から百円程度(20,000ドンくらい)しか変わらないことがほとんどです。その差額で、広々とした車内で涼みながら移動できるなら、絶対に7人乗りの方がコスパがいいなと感じました。
ただしこれには注意点もあって、やはり雨天時や需要の多い時間帯などは7人乗りの車が捕まりづらい、近くに4人乗りの車しかいない場合は到着まで時間がかかるなどのデメリットもあります。
ベトナムのGrabでのチャイルドシート事情について
小さなお子さんがいるパパママが気になるのはチャイルドシートの問題じゃないでしょうか。以前、シンガポールのGrabにおけるチャイルドシートの問題も記事にしましたが、ベトナムに関しては、Grabや現地のタクシーには基本的にチャイルドシートは付いていません。
これはもうベトナムの文化というか事情のようなもので、現地の人はみんな抱っこ紐で抱っこして乗ったり、そのまま膝の上に乗せて移動するのが当たり前といった感じで、それに伴う罰則などもありません。
なので、もしどうしても安全面が心配!という事であれば、日本から持ち運びできる簡易的なシートベルト補助具を持っていく事もできますが、ただでさえ荷物の多い海外旅行、正直あまり現実的ではありません。
その場合は、事前にチャイルドシート付きを確約してくれる送迎車(チャーターカー)を日本から予約しておくのも良いかもしれません。
私の場合は子供を膝の上でガッチリ固定して乗っていましたが、運転手さんも子供には優しく、ゆっくり走ってくれたりしたので、そこまで恐怖感はありませんでした。
ホイアン・バーナーヒルズ・ソンチャ半島で帰りのGrabはつかまる?リスクと対処法

ダナン市内はGrabがすぐ捕まるので問題ありませんが、ちょっと遠出をすると、行きはいいけど帰りの車が捕まらない…そんな帰宅難民の不安がよぎります。
そこで実際に行ってみて分かった、主要観光地ごとの「Grabの捕まりやすさ」について、現地で感じた感覚をご紹介します。
ホイアンは需要が多くGrabもつかまりやすい
まず、ランタン祭りで有名な「ホイアン」ですが、ここはダナンから車で40〜50分くらい離れています。ですが、観光客が非常に多く、行きも帰りもGrabはすぐに捕まります。ただ一つ注意点があるとすれば、ホイアンの旧市街(古い町並みのエリア)は時間帯によって「歩行者天国」になるため、車が入れない事があります。
なので、帰りにGrabを呼ぶときは、旧市街の中ではなく、外周の大きな通り(Hai Ba Trung通りなど)まで少し歩いてから呼ぶとスムーズに合流できます。
また、「早朝のフライトに間に合うようにホイアンから空港へ向かいたい」「夜遅くまでランタンを見てから帰りたい」というケースもあると思いますが、深夜や早朝であっても、このダナン・ホイアン間であればGrabはかなり高確率で捕まります。
私も夜遅くにアプリを見てみましたが、普通に車が走っていました。ですが、心配ならGrabの「予約配車」機能を使っておくか、前日にホテルでタクシーを頼んでおくのが、やっぱり一番安心かなとは思います。
バーナーヒルズからの帰りは意外とスムーズ
山奥にあるので帰りが心配だったんですが、結論から言うとここも全く問題ありません。というのも、ダナン市内からお客さんを乗せてきたドライバーたちが、そのまま周辺で次のお客さんを待っていたりするからです。
行きに乗った車のドライバーから「帰るまで駐車場で待ってるから、帰りも乗ってよ」と熱烈な営業を受けることがあります。
しかも「待機料は無料にするよ!」とか言われたりして。
親切で言ってくれているのか、裏があるのかは分かりませんが、時間を気にせず観光したかったので、私は断りしました。
結果、帰りアプリで呼べばすぐに別の車が来てくれたので、トラブルの元になりそうな無理な約束はしない方が賢明です。
ソンチャ半島の奥地だけは要注意!
一方で、ちょっと気をつけた方がいいのがソンチャ半島。レディブッダがあるあたりまでは観光客も多くて帰りのGrabも比較的捕まりやすいんですが、そこからさらに奥にある「モンキーマウンテン」や、絶景スポットと言われる山頂の方まで行ってしまうと状況が変わります。
奥に行けばスマホの電波も悪くなりますし、そもそも流しのタクシーなんていません。Grabを開いても「近くに車がいません」となってしまう可能性が極めて高くなります。これは別に夕方や悪天候時の話ではなく日中の事です。
なので、レディブッダより奥の大自然エリアに行きたい場合は、Grabの片道利用ではなく、半日チャーターなどを事前に手配しておくのがお勧めです。
偽Grabやボッタくりは要注意!&空港使用料の誤解
ダナン空港に着いて到着ロビーを出ると、そこでは東南アジア特有のアレが待っています。彼らはGrabのロゴが入った緑色の服を着ていたり、スマホのGrab画面を見せてきたりして、「タクシー? グラブ?」と親しげに声をかけてきます。
何も知らないと「親切な人なのかな?」と思ってしまいそうになるんですが、これらは全てトラブルの元になる可能性が極めて高い為、無視をお勧めします。
アプリを通さない交渉は全て無視!
これは空港に限らず、ダナン市内や観光地周辺でも発生している事案ですが、「アプリだと手数料がかかるから、その分安くしてあげるよ」とか「同じ値段で行くよ」と言って、アプリを経由せずに自分の車に乗せようとします。
ですが、そんな誘いに応じて乗ってしまうと、降りる時に法外な値段を請求されたり、わざと遠回りをされたりというトラブルに巻き込まれるリスクが一気に高まります。
どんなに人が良さそうに見えても、向こうから声をかけてくる人は相手にしないが鉄則です。
空港発で請求される「10,000ドン」は詐欺じゃない
一つ重要な事が「空港使用料(Toll Fee)」の存在です。
正規のGrabに乗ってホテルに着いた時、アプリの表示金額とは別に、ドライバーから「10,000ドン(約60円)」とか「15,000ドン」を追加で請求されることがあります。「ぼったくり!?」と身構えてしまうんですが、実はこれ、空港のゲートを出る時にドライバーが払う通行料で、乗客が負担するのがルールになっているため詐欺ではありません。
ただし最近はGrabの請求額にこの空港使用料も計上されるという噂を聞きました。私はまだ確認していないのですが、二重払いにならないよう移動中にアプリをチェックしてみて下さい。
この空港使用料やチップのために、少額の現金(10,000ドン札や20,000ドン札)が必要になります。
Grabが捕まらない・高い時のXanh SM

By Lê Huỳnh Bộ – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=165378960
基本的にはGrabがあればダナン市内の移動は問題ないんですが、ラッシュ時やスコールの時なんかはGrabが全然捕まらなかったり、料金が普段の2倍以上に跳ね上がったりします。
そんな時に備えて、スマホに入れておきたいのが「Xanh SM(サン・エスエム)」という別の配車アプリです。
鮮やかな水色の電気自動車タクシー
最近ダナンの街中でよく見かける鮮やかな水色(シアン色)のタクシー、それが「Xanh SM」です。実はこれ、ベトナムの国産電気自動車(EV)を使ったタクシーサービスで、比較的新しい物です。
Grabが捕まらない時にこのアプリを開いてみると、意外と近くに車がいて、すぐに来てくれることがありました。しかも車がすべてEVなので、ガソリン車特有の臭いや振動がなく静かですし、車内もすごく綺麗です。
うちの子はちょっと車酔いしやすいんですが、この車は快適だったみたいで酔う事がありませんでした。
ただ、このXanh SM、一つだけ難点があり、どうやら日本のクレジットカードがなかなか登録できないっぽいです。私も試してみたんですが、楽天カードでは登録する事ができませんでした。
しかし別のカードでは登録できたため、日本発行のカードが一律不可という訳ではなさそうです。
ただXanh SMは「現金払い」を選ぶ事もできますし、支払いの手間はありますが、Grabがダメな時の「保険」としてアプリを入れておくだけでも安心できるのではないでしょうか。
雨や猛暑で料金が変わる、Grab変動料金の仕組み
Grabを使っていると、「あれ? さっき見た時より高くなってる?」ということがたまにありませんか?Grabには天気や需要によって料金が変わる仕組みがあります。
例えば、気温が35度を超えると「猛暑サーチャージ」という名目で数十円程度(3,000〜5,000ドン)がプラスされる事があります。
ですが、もっと影響が大きいのが雨。スコールみたいな大雨が降ると、みんな一斉にGrabを呼ぶので、需要増に伴って料金がグンと跳ね上がります。しかも、料金が高いだけならまだしも、GrabBikeのドライバーは雨だといなくなりますし、車自体が全然捕まらない事も珍しくありません。
「まとめ」Grabでダナン旅行をもっと自由に!
ダナンでGrabをうまく使う方法について、体験談を交えてお話ししてみましたがいかがでしょうか。移動のストレスさえなくなれば、あとはもうダナンの美味しいグルメや観光スポットを全力で楽しむだけです!
その他、 ダナン空港から市内への行き方やダナンでの両替の方法、エリアごとの雰囲気の違いなども他の記事でご紹介しておりますので、そちらも合わせて読んで貰えば、よりダナンをエンジョイできると思います。ぜひチェックしてみてください!
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この記事を書いたのは
人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。
















