赤ちゃんと海外旅行に行って病気…薬も無い中で取った対処法
赤ちゃんや子供はとても体調を崩しやすく、ちょっとした事でもすぐに熱を出したりしてしまいます。今回は例に漏れず1歳の赤ちゃんとシンガポールへ行った時に現地で突然熱を出してしまった時の事を記事として残しておきたいと思います。
日中は元気だった赤ちゃんが夕方に急変
1歳後半の赤ちゃんを連れてシンガポールへ行った時の事です。現地はとても暑く、体感でも31~32度はあったかもしれません。
日中は元気だったように感じたのですが、後からよーく思い返してみればいつもより話す事も少なくやや元気がなかったような気もしました。
そして夕方5時を過ぎた頃、少し早めに夕食にしようかと飲食店に入り食事を始めたのですが食欲が無いのか全然食べてくれません。
ちなみにこの時離乳食はもう既に終わっており、大人と同じものが食べられるような状況でしたが食が進まず、大好きだったはずのフルーツも食べてくれません。
やや元気がない様子などもあって暑さのせいで疲れたのかなと思っていたのですが、食事が終わに差し掛かった頃に・・・
ゲロゲロオエー
盛大に嘔吐してしまいました。あまり食事を食べていなかったという事もあって出てきたのは水分が中心でしたが、さて大変な事態になりました。
急いでホテルに戻る途中でも嘔吐
もう食事どころではなく、ひとまずミネラルウォータを購入し抱っこ紐に入れて急いでホテルへと向かいます。その途中でも何度か嘔吐を繰り返してしまいました。
日本であれば、多くの市町村で子供の診察代は無料になりますが海外だとはそうはいかず、言葉の問題やそもそも時間帯の問題もあって気軽に病院へ駆け込む訳にも行きません。
ホテルに到着
ホテルに着い時た時は胃の内容物をある程度出し切ってしまったという感じで、気持ち悪さが軽減されたからか思った以上に元気になっていました。
しかし、この位の子供は多少熱があってもピンピンしている事が多く、念のためにフロントで借りた体温計で測ってみると38度の熱がありました。
このぐらいの年齢の子供でとても厄介なのは、ちょっと気分がマシになると少々の熱があっても大人しく寝てくれないどころか遊びたくて仕方なくなってしまい、抱っこしていてもモゾモゾ…
今赤ちゃんに何をしてあげられるのか
とは言っても状況が状況だけに何かしらの対策が必要になってしまいました。
言葉の問題や医療知識に関する問題もあり、異国での自力対処は厳しいのでここは『オーバーシーズアシスト』というサービスに頼る事にします。
オーバーシーズアシストとは、一言で言うと『海外で何か困った事があったら24時間いつでも日本語で電話相談にのりまっせ』というサービスです。
このオーバーシーズアシストについて詳しくは別記事でご紹介しております。
このオーバーシーズアシストには「医療相談」という内容も含まれており、医師・看護師によるアドバイスを受ける事ができる他、最終手段としては現地小児科の手配や保険の請求手続き、受診時の通訳なども依頼する事ができます。
オーバーシーズアシストの医療相談で受けたアドバイス
電話越しなのであくまでもこれは一般的なアドバイス止まり、診察行為はできませんが現時点では発熱嘔吐時の対処を聞く事ができれば十分でした。
この時に、夜間ホテルで行った対処は以下の通りです。
- スポーツドリンクを薄めた物を飲ませ水分補給を行った
- 水で冷やしたタオルをおでこでは無く首の後ろに当て、解熱に努めた
- 乳製品や消化に悪いフルーツを与えるのはNG
- 食べ慣れたごはん(米)を調達し、お湯でふやかして即席のおかゆを作った
- 冷えピタを嫌がる場合は無理に貼らない
あとはとにかく部屋を暗くし寝てくれるように努め、もしこのまま症状が改善しないようであれば翌日以降、小児科の紹介もお願いしようと考えていました。
翌朝、熱も下がり元気に
翌朝になって再度熱を測ってみると、平熱の37.6度まで下がっており、幸いなことに元気が回復していました。
この件があってからは下痢止め以外にも念のために子供用の解熱剤を持って行く事にしましたが、解熱剤を使ってもそれは一時的な物であり根本的な解決にはなりません。
今回は医療相談を行た上で解決する事ができましたが、もしこのまま体調が回復しなかった場合は小児科の受診という事になり、言葉の問題や海外旅行保険の請求など様々な難所があったと思われます。
赤ちゃんと海外へ行く時に読んで頂きたい事
今まで赤ちゃんと一緒に飛行機へ何度も乗り、海外へも行っている経験を元に赤ちゃんと一緒に海外旅行へ行く時に是非知っておいて頂きたい事を結構まじめにまとめました。
旅先で赤ちゃんが嘔吐&熱を出してしまい大変だったという事や病院代で12万円かかってしまった事などです。
ただでさえリスクの高い赤ちゃんと一緒の海外旅行、実際にあった事やその時の行動などを知っておく事で万が一同じ状況に置かれた時により適切な行動をとる事ができると考えております。
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この記事を書いたのは
人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。