ダナンのGrabトラブル完全対策|空港の偽Grab、紙幣すり替え詐欺とトラブル回避法

初めてダナンの空港を訪れた時、ちょっとしたハプニングというか、危うく騙されそうになった経験があります。
到着ロビーを出たところで、緑色のジャンパーを着たお兄さんが「こっちこっち!」みたいに手招きしているんです。一瞬「あ、これは悪質な客引きから観光客を守るために、Grab利用者を専用レーンまで誘導してくれている正規の係員さんかな」って思ってしまったんです。
だってよく考えてみてください、緑のジャンパー着てる人なんてGrabの人かナビタイムの人ぐらいしかいないじゃないですか!?
でも、実はそれが「偽Grab」だったんです。ダナンは基本的には治安が良い街なんですが、やっぱりこういう観光客を狙ったボッタくりはあり、一般的に安全と言われているGrabでも巧妙な手口で小銭を稼ごうとするドライバーがいるのは事実です。
正直なところ、ベトナムのタクシーのボッタくりなんて数千円~多くても万は超えません。
ボッタくり被害の本質は金銭的な損失より精神的な面だと思います。せっかくウキウキした気持ちでダナンに着いたのに到着一発目にぼったくられたら気分が下がりますし、時間のロスになる事もしばしば。
この記事では、知っていればスルー出来るGrab詐欺、Grab配車によるボッタくりの手口などをご紹介しますので、出発前にぜひ頭の片隅に入れておいてください。
この記事の目次
ダナン空港にいる偽Grabの手口
空港に着いて一番最初に遭遇するのが、この偽Grabおじさんです。さっきの私みたいに「緑の服=正規のGrab関係者」って思い込んでしまうと、これが結構コロッと騙されますし、相手のペースにはまって気づいたら白タクに乗せられていたなんて事になりかねません。
I’m Grabと言われても100%無視でOK
彼らの手口はすごくシンプルで、Grabのロゴが入ったTシャツや緑ジャンパーを着て、スマホ片手に「Grab? グラブ?」と親しげに声をかけてきます。中には、自分のスマホの画面を見せてきて、「ほら、俺はGrabのドライバーだよ」みたいなアピールをしてくる人もいます。
ですが、ここで覚えておいてほしい鉄則があります。それは、「正規のGrabドライバーが、車から降りて自分でお客さんを探しに来ることは絶対にない」ということです。
正規のドライバーさんは、アプリで配車が確定したお客さんを所定の場所(ピックアップレーン)で待っているだけなので、わざわざ到着ロビーの出口まで来て声をかけるなんて事はしません。なので、向こうから声をかけてくる人は、どんなに職員っぽい服を着ていても、どんなに人の良さそうな笑顔でも、全員が「偽物」か「ルール違反の白タク」だと思って間違いありません。
徹底的に無視するのが一番です。「No」とか返事をすると、「安いよ」とか「同じ値段でいいよ」とか会話が始まり、相手のペースに流されてしまう可能性もあるので、言葉が分からないふりをしてスルーするのが正解。
よっぽど困った雰囲気を出しているなら話は別ですが、基本的に世界中どこの国であっても、”空港で普通に歩いているだけなのに声をかけてくる人”というのは何かしらの下心や思惑があります。
乗車前の「キャンセルして」は注意、アプリ外取引の危険性
無事にアプリで車を呼び「もうすぐ来るな」と安心していたら、ドライバー側からメッセージが来ることがあります。
迎えに行けないからキャンセルしての裏事情
たまにあるのが、マッチング直後にドライバーから「ごめん、行けなくなったからキャンセルしてくれ」ってメッセージが入るケースです。
あるいは、ドライバーが全然動いていないのに、なぜかアプリ上では「到着済み」というステータスになっているなんて事もあったと話を聞きました。これらはドライバー側からキャンセルすると自分の評価が下がってしまう事を気にし、客に客側の都合としてキャンセルさせようとしている可能性が考えられます。
もしドライバー都合なのに「キャンセルして」と言われたら、自分ではキャンセルせずに、Grabのサポート(アプリ内のヘルプ)に「ドライバーが来ない」と報告するのが正しい対処法です。
下手に自分でキャンセルしてしまうと、キャンセル料を取られてしまう事もあります。
手数料分安くするよという誘惑
車に乗った後に「Grabを通すと手数料が高いから、キャンセルして直接現金で払ってよ。そうしたら少し安くするから」って持ちかけてくるドライバーごく稀にいます。いわゆるアプリ外取引ってやつですね。
これ確かに、数十円とか百円くらい安くなるかもしれないんですが、よく考えると価格交渉して白タクに乗るのと何ら変わらない…Grabの保険も、乗車料金の保証も全部無効になってしまいます。
もしその車で事故に遭ったり、降りる時に法外な値段を請求されたりしても、Grab側は「アプリを通していない取引なので関知しません」となってしまいます。アプリ外取引はハイリスク&ローリターンである事を覚えておいて下さい。
会計時の紙幣すり替えに注意!ベトナムドンの桁数間違いを防ぐコツ
これはGrabに限った話ではないんですが、ベトナムのお金(ドン)って、とにかく0の数が多いんです。1万ドンで60円くらいなので、タクシー代とかで普通に「50万ドン(約3000円)」とかのお札を使うことになります。
で、これがまたややこしいことに、50万ドン札と2万ドン札の色が、どちらも青っぽくてすごく似ているんです。
暗い車内でゼロの数を錯覚させる手口
よく聞くトラブルが、夜のタクシーなんかで、支払いの時に50万ドン札を渡したはずなのに、ドライバーさんが瞬時にお札をすり替えて、手元にあった2万ドン札を見せながら「お客さん、これ足りないよ(2万ドンだよ)」って言ってくる手口です。
車内が薄暗いと、「あれ? 間違えたかな?」と思って更に追加でお金を払ってしまう…という、まるでマジックみたいな詐欺の手口です。
現金を使うなら声出し確認
これを防ぐ一番の方法は、やっぱりGrabにクレジットカードを登録しておいて、現金のやり取りを一切しないことです。これならお釣りのごまかしも、紙幣のすり替えも起きようがありません。
ただ、もしどうしても現金で払わなきゃいけない時は、お札を渡す時に「はい、これ50万ドンね(Five Hundred Thousand)」ってはっきり声に出して、相手が確認するまでお札の端を指で持っておくとか、スマホのライトで手元を照らすとか、それくらいの自衛策はしておいた方がいいかもしれません。
観光地での「帰りまで待ってるよ」はトラブルの元
ダナンの人気観光地「バーナーヒルズ」なんかに行くと、行きのドライバーさんから「帰りも乗ってよ」っていう熱烈なアプローチを受ける事があります。
待機料は無料にするよの誘惑
「どうせ帰りもタクシー呼ぶんでしょ? 駐車場で待ってるからさ。待機料金はいらないし、帰りも同じ値段で送るよ」なんて言われると、「あ、それなら帰りの車を探す手間が省けていいかも」って思っちゃいませんか?
ただGrabアプリにはそのような待機していて貰う機能は無いため、いわゆるアプリ外取引となり上で書いた通りのリスクが発生します。
それに、万が一帰りの車内で「やっぱり長く待ったから追加料金くれ」とか言われて揉めるのも嫌です。
バーナーヒルズもホイアンも、余程の悪条件(スコールなど)でない限り、帰りたい時にアプリを開けば普通にGrabが捕まるので、変な約束はしない事をお勧めします。
もしトラブルに遭ったら?Grabへの報告と評価の重要性
トラブルやボッタくりの話をしましたが、ほとんどのドライバーさんは真面目で親切な人たちですし、Grabは流しのタクシーを拾う事と比べると遥かに安全です。でも、もし運悪くトラブルに遭ってしまったり、嫌な思いをしたりした時は、泣き寝入りせずにちゃんとGrabへ報告しましょう。
アプリの「Help Centre」はかなり優秀
Grabのアプリには「Help Centre(ヘルプセンター)」という機能があって、そこから「不当な請求があった」とか「ドライバーの態度が悪かった」みたいな報告ができるようになっています。
これ、形式的なものかと思いきや、実は結構しっかり対応してくれているらしく、例えば、ドライバーが遠回りをして料金が高くなった場合なんかは、その履歴を報告すると、後から差額を返金してくれたという話を聞きました。
あとは、降りた後の「星評価(Star Rating)」も大事です。ここで低い評価をつけてコメントを残すことは、他の旅行者がそのドライバーを避けるための助けにもなりますし、Grab全体の質を上げることにもつながります。なので、良かった時は満点を、ダメだった時は心を鬼にして低評価をつけるのがGrabユーザーのマナーかもしれません。
まとめ|手口を知っていれば、Grabは超便利
これらのトラブルって「知っていれば防げる」ものばかりです。「空港で声をかけて来る人は無視する」とか「クレカ払いにする」とか、ちょっとした事でリスクはグッと減らせます。
ぜひ皆さんも、賢くGrabを使いこなして、安全で楽しいダナン旅行にしてくださいね!このほかにもベトナムでのGrabに関する記事やダナンに関する記事を掲載していますので、旅行の際参考にして下さい。
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この記事を書いたのは
人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。















