Trip.comの支払い方法まとめ|クレジットカード/PayPay/外貨決済の手数料と注意点
旅の予約は“決済の一手”で満足度がガラッと変わる事があります。ここでは「安全性(返金・チャージバックの通りやすさ)」「為替の損得(外貨建て/日本円請求)」「実際に予約する上でつまずくポイント」などを軸に、「どれを選ぶと安全で、どこで損しやすいか」をハッキリさせること。特に外貨建て請求と日本円請求(DCC)、ここを理解すると一気にスッキリします。
Trip.comで利用できる支払い手段一覧
いまのTrip.comは「クレジット/デビットカード」「PayPay(日本)」「Apple Pay/Google Pay」「PayPal(条件あり)」「Trip Coins(ポイント)」「ギフトカード」に対応。予約する端末や通貨で表示が変わることもあるので、支払い画面に表示されない支払方法については一旦条件を確認してください。
クレジットカード(VISA/JCB/Mastercard/Amexほか)
カードは王道かつ手早い。公式の支払い解説には、Visa/JCB/Mastercard/UnionPay/American Express/Discover/Dinersなどが並びます。安全面でも使い勝手でも主力。なお、実際の表示はプランや国・通貨で差が出ることがあります。
以前に宿泊予約サイトでのトラブルがあり、Amexの対応が速くて救われた経験があります。すべてのケースで同様とは言いませんが、返金・チャージバック対応の実績はカード選びの判断材料になります(VISA/Mastercard系でも発行会社次第で支援は強い)。
PayPay(日本のオンライン決済)
日本向けにはPayPayが追加。Trip.comでの導入は2024年11月~12月にかけて公式・業界メディアで告知されています。高額決済の上限も引き上げられ、旅行商品でも使いやすくなりました。
Apple Pay/Google Pay(要件あり)
Apple PayはiOSのみ、Google PayはAndroidアプリ/デスクトップ/モバイルWebで表示される旨がTrip.com側の解説に明記。アプリのストア紹介文にも複数決済へ対応と記載があります。対応端末でログインし直すとこの支払方法が表示されるケースもあります。
PayPal
Trip.comの解説ページにはPayPalも記載されていますが、実際の決済画面では、通貨や居住国、商品種別で表示が出たり出なかったりするようです。私が予約を行った時は通貨をUSDにしたときに表示され、JPYでは出ませんでした。PayPal自体は多通貨に対応しているため、通貨・地域要件での出し分けと考えるのが自然です。
Trip Coins(ポイント)とギフトカード
Trip Coinsは“100コイン=約US$1”の目安で、ホテル・航空券・列車・現地体験など幅広く利用できる、Trip.comの利用で溜まるいわゆるポイントのような物です。(対象外プランもあるので決済画面で要確認)。ギフトカードは事前に購入できる物で、USD/JPYなど複数通貨で発行され、残高が足りなければ他の決済と併用可能。
Trip.comの“表示される決済手段が違う”理由
Trip.comは国・通貨・商品(ホテル/航空券/現地体験…)で出てくる決済手段が変わる設計です。ヘルプにも「予約ごとに利用可能な支払い方法が異なる」と明記があり、支払い画面に表示されない手段=非対応とは限りません。
PayPayは2024年11〜12月に導入が公表・告知済み。高額上限の引き上げもあり、旅行代金で使いやすくなりました。
いちばん差が出る外貨建て請求 vs 日本円請求
PC版サイトの場合、Trip.comの画面上部に言語と表示通貨を変更できる設定項目があります。これは単に画面表示が変わるだけでなく、皆様への請求時に外貨建て(例えばアメリカドル)で請求するのか、日本円で請求するのかという事も同時に変わってくる、重要な設定項目です。
ポイントは「誰のレートで換算するか」です。
日本円請求(DCC)とは?
Trip.comで通貨表示を日本円にすると、当然ですが表示される金額は全て日本円表記になります。
クレジットカードなどに請求される前に、Trip.comの定めた規定レートによって現地通貨を日本円に換算し、請求する方式。レートに手数料が含まれることもあり、日本円表示・日本円請求なので分かりやすさは抜群ですが、多くのケースで割高になりやすいのが難点です。
外貨建て請求(現地通貨)とは?
Trip.comに掲載の現地通貨額でそのままクレジットカードなどに請求が行われます。
その後、カード会社のレートで円換算された金額が皆様に請求される仕組み。クレジットカード会社の外貨手数料(発行会社により0〜数%)はかかる可能性がありますが、トータルが有利なレートになるケースが多いのが特徴。
ただし日本のホテルを予約する場合は、もともとの現地通貨が日本円な為、他の通貨に換えてしまうと外貨換算手数料が余計に発生してしまい逆に不利な金額になってしまいます。
予約する国の通貨でカードなどに請求してもらうが原則です
この記事を書いたのは

人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。