HISでハワイツアーを申込む前に読みたい、旅行代が安くなった方法
パッケージツアーの大手と言えばHIS、少し前にHISがハワイ関係のツアーでやらかしてしまい口コミでも話題になりましたが、やはり大手の安心感からHISのパッケージツアーを使ってハワイ旅行へ行かれる方も多いのではないでしょうか。
今回はHISのツアーでハワイ旅行を申し込む前に読んで頂きたい、旅行代金を大幅に節約する方法をご紹介いたします。
HISのハワイツアーより19.2万円安なった方法
添乗員が同行する場合を除いてHISが販売するハワイツアーの多くは以下の3点がセットになったものです。
- 航空券
- ホテル
- 空港とホテル間の送迎
キャンペーンなどで販売される限定ツアーを除き、これら3点を自分で手配する事で格安旅行が実現します。
ツアーを使う方の中には、『現地で何かあった時に旅行会社を頼れるから安心料として少し高くてもツアーを使う』という方がいらっしゃいます。
個人手配と聞くとトラブル対処も全て自分でという先入観がありますが、その解決策も当記事でご紹介します。
個人手配なんてした事が無い!という場合は別ページで詳しくご紹介しておりますので併せてご参照ください。
こんな方はHISのツアーを利用しましょう
個人手配と聞くと難易度が高そうな印象がありますが、全くそのような事はありません。
しかしHIS利用の場合は1回の申し込みで全てが完了してしまうのに対し、自分で上記3点を手配する場合、空港⇔ホテル間はタクシーを使うとしても最低2回の申し込みが必要になります。
この手間をかける事ができないという場合はHISのツアーを利用してください。
HISで年末のハワイツアーを申し込んだ場合
年末年始の休暇を使って12月29日から6日間ハワイ、ホノルルの旅行を楽しむ場合、HISのツアーを利用すると大人2名で合計1,005,640円。内訳は以上のようになり非常に高額である事が分かります。
自分で年末のハワイ旅行を手配した場合
宿泊するホテルはツアーと同じ「ワイキキビーチマリオットリゾート&スパ」で、往復の飛行機も直行便を利用します。
しかし航空会社はツアーの時と若干違い、HISツアーでは中国系航空会社の「チャイナエアライン」であるのに対し自己手配の場合は米国系航空会社の「デルタ航空」です。
どちらの飛行機も直行便で発着時間も1時間程度しか変わりません。
中国系から米国系の航空会社に変わった事を+と考えるか-と考えるかは個人差があるのでここではひとまず保留させて下さい。
そして金額は大人2名で合計801,346円。
空港⇔ホテル間をタクシーで移動した場合、片道約$50、往復日本円換算でざっくり12,000円位。ツアーを利用する場合と比べておおよそ20万円ほど安く、厳密には192,294円安くなっている事が分かります。
乗り継ぎ飛行機を利用する事で更に安く抑える事もできる
実は直行便にこだわらず1回乗り継ぎが発生しても良ければ大人2名で合計474,626円にまで下がり、HISのツアー利用時と比べると半額以下になります。
このように様々な妥協点・絶対に外せない点を考慮して自由に設計できるのが個人手配の良い所で、行きは経由でも良いけど帰りは疲れているだろうから直行便で…という事もできてしまいます。
もしもの時に旅行会社を頼れないのは不安
現地でもしもの事があった時に自己手配だと誰も頼れない!助けてくれないから不安という理由で少々高くてもツアーを利用するという方がいらっしゃいますが、正直なところそれはあまり賢い選択とはいません。
というのも海外旅行で起こりうるトラブルというのはだいたい決まっており、イレギュラーなものになると旅行会社でも対応できなくなってしまいます。
海外旅行で起きがちなトラブル
- 飛行機が欠航・遅延してしまった
- ホノルルの空港に着いたけど、預けた荷物が出てこない
- ホテルにチェックインしようとしたら予約が入っていないと言われた
- ホテルの部屋が予約時とは違っていた
- ホテルの部屋に設備の故障など何か問題があった
- 現地で病気・盗難などにあった
ハワイに行く場合は直行便の飛行機を利用するケースが多く、飛行機遅延によって乗り継ぎできないというトラブルはあまりありません。
また、日本⇔ハワイ間を運航する航空会社には日本語対応の電話窓口が存在し、ホテル予約サイトも同様24時間日本語での電話サポートを行っています。
また現地で病気・盗難などの被害に遭った場合は海外旅行保険の緊急連絡先に連絡する事になり、これも24時間日本語対応です。
とは言う物のやはり不安・・・その場合はオーバーシーズアシストというサービスを利用しましょう。
オーバーシーズアシストという旅行会社より優れた相談窓口
私自身も何度も利用しておりとてもオススメしているのが「オーバーシーズアシスト」というAmericanExpressの対象クレジットカードを持っている人が無料で利用できるサービスです。
このオーバーシーズアシストを一言で言うと「海外旅行中に何か困った事があれば24時間通話料無料で相談に乗ってくれ、解決に向けて最大限の努力をしてくれるサービス」です。
その範囲は非常に広く、旅行会社に相談してもどうにもならないような事であっても非常に丁寧に対応してくれ、言葉が通じなくて困った時には電話越しに通訳もしてくれます。
それに加えて海外旅行保険も無料で付帯しているので、まさに上のイラストの様に専属の秘書が保険を持って旅行に同伴してくれるような、そんな心強いサービスです。
このオーバーシーズアシストは実際に私が使った時の体験談なども掲載しておりますので、ぜひ参考にして下さい。
デルタアメックスを利用で更なる美味しい特典
上記オーバーシーズアシストを使うにあたって、いくつかの対象カードの中から比較的年会費の安い「デルタ・スカイマイルアメリカンエキスプレスゴールドカード」というカードを選んだ場合、年会費として26,000円(税別)がかかります。
しかしカード年会費分を考慮したとしてもツアーで行くよりまだまだ17.4万円のマイナスであり、それ以上に膨大なメリットが発生しますのでいくつかご紹介したいと思います。
デルタ航空利用時にVIP待遇を受ける事ができる
このクレジットカードはアメリカンエキスプレスとデルタ航空が提携して発行しているカードです。
その為、上記個人手配で記載した「デルタ航空」を利用する場合、このクレジットカードを保有しているだけでデルタ航空利用時に様々なVIP待遇を受ける事ができるようになります。
エコノミークラスの座席を利用する場合でも、チェックイン時は混雑しているカウンターを避けビジネス・ファーストクラス搭乗者専用のカウンターで手続きをする事ができ、預入荷物の量も大幅に増えるばかりか荷物が優先扱いになりハワイ到着時、まっさきにターンテーブルへ荷物が流れてきます。
また搭乗待ちまでの時間、エコノミークラス利用であってもビジネスクラス利用者向けの豪華な待合室(ビジネスクラスラウンジ)を利用する事が出来、食事や飲料なども無料でふるまわれます。
※これらは同伴者も無料で利用する事ができます。
エコノミークラスの座席であっても無料で座席のアップグレードをする事が出来、運が良ければビジネスクラスへのアップグレードの可能性もあります。
実はこのデルタ航空搭乗時のVIP待遇だけでも年会費26,000円以上の価値はあるのですが、それだけではありません。
海外旅行保険が無料付帯する
別途加入すると数万円かかる事もある海外旅行保険がこのカードを保有しているだけで無料付帯します。この保険、同伴者が家族であれば家族全員にも適用されますので、ハワイで何かあった時も安心できます。
ちなみに、色々終わるので海外旅行に行く時は海外旅行保険には必ず入るようにしましょう。
究極のメリット!もう一回無料で海外旅行ができる!
このカードにおけるメリットは、「オーバーシーズアシストが利用できる」「海外旅行保険が無料付帯する」「デルタ航空利用時にVIP待遇を受ける事ができる」以外にもう一つ、とっても大きなものがあります。
それはこのカードを申し込んでデルタ航空を使いハワイ旅行へ行くと、半年後でも1年後でももう一回無料で海外旅行に行く事ができるという事。
デルタアメックス利用におけるメリットまとめ
この「デルタ・スカイマイルアメリカンエキスプレスゴールドカード」を旅行前に申し込んでおく事のメリットをまとめると以下の通りです。
- オーバーシーズアシストという旅行会社より心強い窓口が利用できる
- デルタ航空搭乗時にVIP待遇を受ける事ができる
- 海外旅行保険が家族分を含めて無料付帯する
- 今回ハワイ旅行をした後、もう一度無料で海外旅行に行ける
- 年会費26,000円で上記のサービスをすべて受ける事ができる
個人手配で海外旅行に行く場合は是非持っておいていただきたいクレジットカードであると思っております。
個人で海外旅行を手配する方法
滞在中のサポートについては上記の通り、旅行会社よりもかなり頼れる「オーバーシーズアシスト」を利用する事によりほぼ解決してしまいます。
個人手配の手順や注意事項・詳しくは別記事でご紹介しておりますが、大まかには以下の通りになります。
飛行機の手配
日本からハワイ・ホノルルへ直行便を出している航空会社は限られておりLCC・チャーター便を含め「デルタ航空・ハワイアン航空・日本航空・ユナイテッド航空・全日空・大韓航空・チャイナエアライン・エアアジア」の8社です。
しかし個別に航空券を探していく訳にもいかないので、スカイスキャナーなどの航空券一括検索サイトを利用するか、個人手配の経験が無ければ、HISの運営する格安航空券販売サイト「サプライス!」やオリエンタルラジオのTVCMでおなじみの「エアトリ」などで格安航空券を探してみるのがおすすめです。
ホテルの手配
次にホテルの手配です。これも「トリバゴ」のようなホテル比較サイトを利用しても良いですが、検索結果の中には日本語サポートを行っていないようなホテル予約サイトも含まれます。
個人手配に慣れていない場合は、24時間日本語による電話サポートをフリーダイヤルで行っている「ホテルズドットコム」と「Trip.com」がおすすめです。
Trip.comおよびHotels.comではホテル予約時に使えるクーポンも配布されており、当サイトでもクーポン情報をはじめ様々な関連記事をご紹介しておりますので参考にして下さい。
Hotels.com(ホテルズドットコム)の関連記事
Trip.comの関連記事
HISのツアーよりハワイ旅行が安くなる方法のまとめ
今回ご紹介したように、航空券とホテルを別々に手配し、更にクーポンを利用する事で今回の例よりも更に安くハワイ旅行を楽しむことができます。
実際の所、年末にハワイ旅行が2人で100万円と言われると中々手が出し辛いですが、経由便を利用するなどして47万円まで下がると現実的になってきます。
しかもこの金額はクーポン割引分を考慮しておらず、宿泊ホテルも「マリオット」という高級ホテルを利用している為、アレンジ次第ではさらに安く年末ハワイを楽しむ事ができます。
是非、パッケージツアーではできない自由な組み合わせで安くそしてより希望に近い旅程を組んでみて下さい。
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この記事を書いたのは
人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。