シンガポール観光で注意したい”スコール”の時期と対策|傘は役立つ?
赤道直下のシンガポールでは、天気がコロッと変わってあっという間に真っ白なカーテンみたいな大雨に!
いわゆるスコールです。まず誤解してはいけないのが「スコールは雨季だけの出来事ではない」という事実。カレンダー上は雨季(11〜1月)と乾季(2〜10月)に分けられている為、2~10月なら大丈夫なんじゃないかと思いがちですが、スコール自体は一年を通して発生します。乾季だから安心、はちょっと危ない!
シンガポールの雨季(11〜1月)の特徴
止みやすい乾季と違い、長引くことも
雨季はその名の通り雨が多く、湿度も高め。太陽が隠れてしまう時間帯が増えます。乾季のスコールのように「ザッと降ってすぐ上がる」より、降り方が長引くケースが目立つので、この時期は傘があると安心感が段違い。強烈な直射日光が弱まるぶん、観光自体は意外と動きやすい…という側面も。
あえて雨季を狙いツアー代金を安く抑えるという方法も!
雨季の立ち回り
雨が長引く前提で、屋内比率高めの一日を。写真映えを狙っている方でも、曇天なら意外と綺麗に撮れる(むしろ影が柔らかい)。帰路で濡れないよう、最後にモールへ立ち寄るプランだと安心。
シンガポールの乾季(2〜10月)の特徴
短時間〜1・2時間、雨宿りでやり過ごすのが正解
前述の通り、シンガポールは乾季でもスコールが普通に来ます。とはいえ比較的短時間で終わることが多く、長くても1〜2時間ほど。無理に傘をさして観光を続けるより、近くのショッピングモールやカフェに避難して、雨が上がるのを待つ方が効率よし。横殴りで傘が仕事しない場面もあるので、基本は“雨宿り前提”デス。
乾季の立ち回り
降り始めたらサッと屋内へ。1〜2時間で切り上がることが多いので、焦らず休む→再開。横殴りの大雨には傘は弱い、を意識して無理をしない。
シンガポールのスコール、傘は役立つのか?
旅行者の永遠のテーマがコレ。結論は“状況次第”。雨季のしとしと〜強雨なら役立ちますが、乾季のスコールで風が絡むと、傘差してても膝から下が普通にビショビショになります。
「ならレインコート最強?」の問いには、個人的には“街歩きなら持たない”。蒸れて不快になりやすく、脱ぎ着が面倒・濡れたレインコートが荷物になるという理由から、雨宿り運用のほうがラクでした。
その為、雨季であれば傘があると安心ですが、乾季は雨の気配を感じたらすぐに近くの屋内へ避難!が正解です。スコールは避けられない前提。だから、来たら“受け流す”を念頭に置いてください。
“濡れたまま屋内”の落とし穴
シンガポールは館内の空調が強め。濡れた状態でショッピングモールに入ると体感20〜22℃台で寒い、がけっこうあります。
薄手カーディガンや大きめハンカチ(ハンドタオル)をバッグに入れて置き、まず体の水分を拭いて、羽織る。これだけで体力の消耗が全然違います!
「スコール」の時期と対策、傘は役立つかのまとめ
スコールは敵ではなく“予定を小休止させる合図”。
傘だけに頼らず、雨宿りと体温管理(拭く・羽織る)をセットで。それだけで、びしょ濡れ→冷房で凍える…という負のループを断ち切れます。旅は元気がいちばん。晴れ間を見つけて外へ繰り出しましょう!
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この記事を書いたのは

人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。