ダナンで子どもが楽しめた場所・正直微妙だった場所まとめ

「ねえ、まだ見るの? つまんない」

せっかくの海外旅行だからと意気込んでスケジュールを考えた結果がこれ…。大人が感動する歴史的な街並みも、子供にとってはただの”古い家とくそ暑い道”。逆に親が「せっかく旅行に来たのにそれかよ!」という所で子供が目を輝かせたり、ひどい時には「ホテルで見たYoutubeが一番楽しかった」なんて言い出す始末。

今回は、3歳と8歳の子供を連れてダナンを旅し、実際に子供たちが「ガチで楽しんだ場所」と、親の期待とは裏腹に「正直微妙な反応だった場所」を私以外の家族の口コミなども織り交ぜて参考にしつつ、ご紹介したいと思います。

ちなみに「映え」や「知名度」はいっさい無視し、子供の反応だけを基準にしています。

夏のダナンは暑い…子どもの体力が10分でゼロになる

7月末のダナンは、想像してた以上に暑いです。いや、近年は日本も十分暑いですし、暑いのは分かってたんですが、子どもたちの体力消耗のスピードが尋常じゃなくて…。特に3歳の娘は、ホテルを出て10分も歩くと「だっこ〜」の繰り返し。

ただ日本の真夏と違うのは、日陰に入っても全然涼しくならない事だと思います。湿度が高いせいか、汗が乾かなくて体がベタベタのまま。娘なんか首の後ろに汗疹ができてしまい、現地でベビーパウダー買う羽目になりました。

英語通じなくて、ジェスチャーと「baby、baby」って言いながら首を指して何とか伝えたんですけど、今思い出しても恥ずかしい(笑)

よく考えればGoogle翻訳使えばよかったんですが、慌てているとそういうのは全部けてしまいます。

ちなみにアメリカンエキスプレスカードをお持ちであれば、オーバーシーズアシストというサービスを利用して電話越しに通訳をして貰う事ができます。詳しくは別記事で。

そのような事もあって、当初の予定では「午前中から色々観光しよう!」と意気込んでいたんですが、初日で方針転換。午前中はホテルのプールでのんびり過ごして、夕方の涼しくなってから動くスタイルに切り替えました。

これが結果的に良かったんですが、正直「せっかくダナンまで来たのに午前中ダラダラしててもったいない…」っていう思いはありました。でも子どもの体力考えたら、これしかなかった。

子どもたちが大喜びした場所4選

実際に行って子どもたちのテンションが上がった場所をご紹介します。ガイドブックで大きく取り上げられてる有名スポットではなく、親からしたら「えっ、そこ?」と思ってしまう場所というのが面白いところですが、海外の口コミなどを見ていても、おおよそこの傾向は正しいようでした。

三日月リゾートの温水プール

ダナン滞在中、一番お世話になったのが三日月リゾートの温水プール。宿泊客でなくてもチケットを買えば利用できるんですが、正直、”ダナンに来てまで日系ホテルの、しかも屋内プールかよ!”という思いはありました。

その日は朝からどんより曇り空で、午後には土砂降りの雨という予報も出ています。「せっかくダナンに来たのに…」とガッカリしてたんですが、三日月には屋内プールもあるとの事で訪れてみる事にしました。

子どもたち的には、ドラゴンの形をした滑り台がめちゃくちゃ気に入ったみたいで、息子は何十回も滑ってましたし、3歳の娘も浅いキッズプールで水遊びに夢中。お昼寝の時間なのに全く寝る気配はありません。

あと地味に良かったのが、更衣室とトイレがめちゃくちゃ綺麗な事。ベトナムの公共トイレって正直ちょっと不安があったんですが、ここは日本のスーパー銭湯レベルの清潔さで、娘のオムツ替えも安心してできました。

水温に関しては、レビューで「ぬるい」という意見もありましたが個人的には丁度よかったです。むしろ真夏の暑い時期にガチガチの温泉だったら逆にキツイですし、子どもたちも長時間入ってて寒くなかったので、ちょうど良い温度設定だったんではないかなと。

唯一の難点は、チケット購入の列がそこそこ長かった事です。特に雨の日は同じ事考える人が多いみたいで少し並びました。でも一度入場すれば一日中遊べるので、コスパは悪くないと思います。入場料は大人が800,000VND(約5,000円)、子どもが600,000VND(約3,700円)くらいです。

ヘリオセンター、ヘリオキッズ、ナイトマーケット

By Martin Lewison from Forest Hills, NY, U.S.A. – Flickr, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=113372399

ヘリオセンターっていうショッピングモールと、それに併設されてるナイトマーケット、これが予想外に子どもウケ良かったです。夕方6時過ぎくらいから賑わい始めるんですが、日中の暑さが引いて風が心地よくて、大人もホッとする時間帯でした。

息子が一番喜んだのはゲームセンターエリア。日本だとゲームセンターって結構高くて、ア〇パンマンのやつなんて1回300円とか取られてびっくりですよね。でもここは1回9,000〜11,000VND、日本円で50〜70円くらいで遊べるので、「あと1回だけね」を何度も許してあげられます。

射的とかバスケットボールのゲームに熱中して、気づいたら2時間くらい経ってました。私も昔ゲーセンでバスケゲームやってたの思い出して、息子と競争したら普通に負けました。

3歳の娘は屋外のボールプールで遊び、夜だから暑くないし、ライトアップされててキラキラしてるのが楽しかったみたい。

ここで一つ注意点があって、訪問する前にFacebookなどで営業状況を確認する事をお勧めします。というのも、帰国後に調べたら「改修中で一部クローズしてた」ってレビューを見かけたので行く前に要チェックです。

マーケットの食事エリアも良く、テーブル席がちゃんと用意されており子どもを座らせて食べられる事もできます。ベトナムの屋台って立ち食いスタイルもあり、小さい子連れだとちょっとキツイんですが、ここは串焼きとかフルーツジュースとか、子どもが食べやすいメニューが揃ってて、娘もパクパク食べてくれました。息子はベトナム料理の香草が苦手なんですけど、ここなら普通の焼き鳥みたいなのもあったので助かりました。

ロッテマートの5階

「スーパーマーケットが観光スポット?」って思うかもしれませんが、ロッテマートの5階はマジで助かります。というか、ダナン滞在中に3回も行きました(笑)。

きっかけは、息子が”ベトナム料理の香草が苦手で全然食べない”問題が発生した事でした。パクチーとかミントとか、あの独特な香りがどうしてもダメらしくて。レストランで出されたフォーも、香草全部よけて食べてるんですけど、結局スープに香りが移ってて「まずい」って。で、ロッテマートのフードコートならフライドチキンとかピザがあると聞いて行ってみたんです。

そしたら5階にPlay Timeというゲームセンターがあって、これがとても好評でした。ヘリオセンターに続きゲームばっかりやってると言われればその通りなんですが、残念ながら子供ウケが良いのは事実です。

あと地味に重要なのが、トイレが清潔で冷房がガンガン効いてる事。外の暑さでぐったりしてた時、ここに逃げ込んでボーッと涼んだりもしました。買い物もできるし、お土産も買えるし、子どもも遊べるしで、一石三鳥くらいの価値があると思います。

難点としては、現地の子どもたちにも人気なので週末は混雑しています。でも逆に言えば、ローカルな雰囲気も味わえるって事で、それはそれで良い経験だったかなと思います。スケートリンクもあるんですけど、さすがに暑い国でスケートやる気力はありませんでした。

3D美術館(アート・イン・パラダイス)

ここは完全に「暑さから逃げるため」に入ったんですが、意外と子どもたちが楽しんでくれました。トリックアートって、写真撮るだけだから小さい子は飽きるかなと思ってたんですけど、専用アプリ使ってAR動画撮れるのが面白かったみたいで…。

息子が一番喜んだのは、恐竜の口に食べられる絵のやつ。何回も撮り直して、「もっと怖い顔して!」とか演出にこだわってました。娘は意味わかってないけど、とりあえずポーズ取るのが楽しかったみたいです。

そして何より良かったのが、冷房が効いてて快適な事。”冷房が効いてて良かった”というくだりは何度も使っていますが、実際そう言いたくなるほどの暑さなんです。

1〜2時間くらいゆっくり見て回れるので、日中の一番暑い時間帯をここで潰すっていう作戦はアリだと思います。入場料は大人250,000VND(約1,500円)、子ども150,000VND(約900円)くらいでした。

期待したけど子どもの反応がイマイチだった場所

ここからは、「これは子どもも喜ぶだろう!」と期待していたり、旅行ガイドで推されているので行ってみたら微妙な反応だった場所を紹介します。ただし誤解しないで頂きたいのが、微妙だったのは子供の反応というだけであり、大人は非常に楽しめるスポットではあるという事です。全体的な傾向として、有名観光地やInstagram等のSNSで絶賛されるスポットほど、子供にとっては反応が思わしくないという傾向が見られました。

バーナーヒルズ(ゴールデンブリッジ)

ダナン観光の目玉とも言えるバーナーヒルズ。あの巨大な手が橋を支えてる写真、めちゃくちゃ有名ですよね。正直、私もあの景色を見るのを楽しみにしてました。でも結論から言うと、子供が喜ぶかどうかという目線だけで見ると、やや注意が必要な場所です。

まず、ロープウェイで山頂まで登るんですが、山頂に着いたら予想以上に寒い! 下界は35度くらいなのに、山頂は体感で20度くらいなんじゃないかと思うぐらい。半袖短パンで来たのは完全に失敗で慌ててお土産屋さんで羽織るものを買う羽目になりました。3,000円くらいしました。高い。

肝心のゴールデンブリッジは、訪れる時間が悪かったため人・人・人で大混雑。背の低い子供は完全に人の壁に阻まれて景色なんか見えないし、息子も「飽きた…」と。結局、私たち親が交代で写真撮っただけで、子どもたちは完全に退屈モードでした。

その反面子供たちが喜んだ場所もあり、それは「ファンタジーパーク」という、いわゆる屋内遊園地エリア。身長制限がある乗り物もあるのですが、全体的にアトラクション数も多く、待ち時間も非常に短い為、かなりご機嫌でした。

このバーナーヒルズにはフランス村やフラワーガーデン、寺院、ワインセラーの見学や写真映えスポットなどが多数あります。高い入場料を払ったのに全てをスルーして屋内遊園地に留まっているのを親が許容できるかという切実な問題は残るかもしれません。

ちなみにバーナーヒルズの事を海外では「巨大な自撮りテーマパーク」なんて揶揄されているらしいですよ。

日中のホイアン旧市街

ホイアンの古い街並み、写真で見てすごく綺麗だったので、「子どもたちと一緒に散策したら楽しいだろうな」って思ってました。でもこれが大失敗。

まず、暑い。乾季のしかも日中に行ったのが間違いだったのかもしれませんが、石畳の照り返しがキツくて娘は15分で「暑い、抱っこ」。息子も「もう疲れた」。景色どころではなかったです。

ホイアンって世界遺産で素敵な街並みなんですけど、猛暑の真昼間に子連れで行くもんではないですね。それに加えて発生したのがベビーカー問題。ホテルで貸してもらったベビーカーを持って行ったんですが、石畳の凸凹と、道に停まってるバイクの数が尋常じゃなくて、全然進めません。

何度もベビーカーを持ち上げて段差を越えて…という筋トレを繰り返してるうちに、抱っこ紐で来た方が良かったことを悟りました。

そして、車がほとんど入ってこないエリアだからベビーカーでも大丈夫かなと思ってたんですが、バイクは普通に歩道を走って来ます。小さい子供連れだとちょっとヒヤッとする事があるかもしれません。

ベトナム ホイアン

ただ、夕方以降に行けばだいぶ違うと思います。日を改めて夕方にリベンジで訪れたら、暑さも和らいでランタンの明かりが灯り始めて、すごく良い雰囲気でした。子どもたちの機嫌も良く、川沿いを散歩したり、アイスクリーム食べたりして楽しめました。

ただし夕方以降はそれ相応に人が増えるので、その点は覚悟は必要な事と、必ず帰りの足を確保する事を忘れないようにしましょう。

ハン市場(*またはコン市場)

ローカルな雰囲気を味わいたくてハン市場に行ったんですが、これは完全に失敗です。入った瞬間、娘が「臭い!」って鼻を押さえて。確かに、乾物とか魚の匂いが結構キツくて、大人の私でも「うっ」ってなるレベル。

市場の中は通路が狭くて人がギュウギュウで、息子も「なんか気持ち悪い」って顔してたので、確かに”値切り”という日本ではなかなかできない体験ができる場所ではありますが、子ども向けかという視点で見ると、ちょっと厳しい気がしました。

もし市場に行くなら、大人だけで行くか、子どもはホテルのキッズクラブとかに預けて行った方がいいかもしれません。私たちは結局、お土産はロッテマートで買いました。

行ってみて初めて分かった注意ポイント

ドラゴンブリッジのショー

週末の夜にやってるドラゴンブリッジのショー、火を噴くドラゴンっていうのが息子的には絶対見たいやつで、楽しみにしてました。実際すごく迫力があって、息子は大興奮。ただ、火を噴く時の「ゴォォォ!」っていう音と、周りの人たちの歓声がめちゃくちゃ大きくて3歳の娘には刺激が強すぎたみたいです。

そして火の後に水が噴き出すんですが、これが想像以上に大量で、風向きによっては「バケツの水被った?」ってくらいビショビショになります。私たちは運良く濡れなかったんですが、もし行くなら橋から少し離れた場所で観覧するのが混雑回避という観点からもおすすめです。

裏技として、ドラゴンブリッジの火吹きショーが窓から見えるホテルというのが存在します。

五行山(マーブルマウンテン)

五行山、エレベーターがあるって聞いてたので、「これなら3歳児連れでも大丈夫かな」って行ってみたんですが…。確かにエレベーターはあるんですけど、それで行けるのは途中までです。

洞窟とか展望台に行くには、結局急な階段を登らないといけなくて。しかもその階段、大理石で作られてて結構滑りやすく、抱っこして登るのは正直キツかったです。

真夏に子ども抱いて階段登るって、普通に修行です。

この五行山の説明で”修行や信仰の地“って書いてあったのを思い出して納得しました。こういう事なのかと。(絶対違うと思いますが

息子は自分で登れましたし、洞窟などがある種の”冒険感”を醸し出してくれたようで良かったんですけど、体力的にかなり消耗したので、小さい子連れで行くなら注意が必要です。

個人的には、ベビーカーや抱っこが必要な年齢の子がいるなら、無理して行かないか、エレベーターで行ける範囲でも十分に景色は見れるので、それぐらいでもいいのかなって思いました。他にも楽しめる場所はたくさんあるので。特に真夏は暑すぎてキツイです。

子連れダナン、結局プールが最強だった

色々書いてきましたが、子供が喜ぶ場所に全振りするとプールとかゲームセンターとか、「日本でよくね?」と思う場所ばかりになってしまう可能性があります。

せっかく旅行に行くので親も楽しめる観光スポットを適度に織り交ぜる必要があると思いますが、一番大事なのは「完璧な計画を立てようとしない事」だと思いました。

三日月リゾートのプールとか、ロッテマートとか、天気が悪い日・暑すぎる日に行く場所をチェックしておく事で予定が狂っても焦らなくて済みます。

逆に、子どもたちの機嫌も良い日は、多少無理してでもバーナーヒルズみたいなハードな場所にチャレンジする。そういう臨機応変さが、子連れ旅行では必要じゃないでしょうか。

「せっかく高いお金払って来たんだから、全部回らなきゃもったいない」って思う気持ちも分かります。私もそうでした。でも、無理して詰め込んで家族全員がクタクタになるくらいなら、ゆっくりペースで楽しめる場所だけに絞った方が、結果的に良い思い出になる事もあります。

この他にもダナンに関する記事も色々書いてるので、良かったら参考にしてみてください。

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▼旅行予約サイトのクーポンまとめ記事

この記事を書いたのは
未来

人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。