口コミで怪しいと評判のホテルズドットコムは大丈夫?
犬のマスコットキャラクターでCMも良く見かけるようになったホテルズドットコム(Hotels.com)ですが、比較的安い価格帯のホテルが見つかりやすく、割引きクーポンやサポート体制などもしっかりしており、外資系ホテル予約サイトの中では非常に利用者満足度の高いホテル予約サイトです。
その反面、外資系の会社なので何かトラブルがあっても国内の公的機関では対応が出来ないというデメリットもあり、口コミの中には「怪しい」「大丈夫?」と言ったものも見られます。ではホテルズドットコムとはどのような企業で、ホテルズドットコムで予約しても本当に大丈夫なのでしょうか。
ホテルズドットコムという企業の実態
- Expediaの子会社で本社はアメリカ
- 日本に営業窓口は無い
- 日本語による電話サポートを提供しているが、24時間ではない&通話料も必要
- 10泊すると10泊の平均価格と同等額の部屋が1泊無料に
- 大量のクーポン配布しており最大10%程度で入手も容易。しかしクーポンを使うと10泊で1泊無料の対象としてカウントされない
- 予約画面で「税・サービス料」が加算され価格が上がったように見える
- 日本国内のホテルにはやはり弱いが、海外は最安値を出す事も多い
ホテルズドットコムはアメリカに本社を持つ会社でExpediaの子会社です。調べた限り日本国内には単独ではオフィスなどを保有していないようで少人数でExpediaのオフィスを共有利用しているようです。
国内拠点が無いから危険かというとそうは断言できず、母体がExpediaとしっかりしている事や日本語による電話サポートがある事、TVCMなどを流している事を考慮すると国内の中・小規模旅行代理店よりは安心できると思われます。
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ホテルズドットコムのサポート体制
ホテルズドットコムは、サポートに関する評価が他の外資系宿泊予約サイトよりも比較的良い傾向があります。ただ、お客様を神様扱いしてくれる国内の業者と比べると劣る事は確かですが、それでも十分なサポート体制が整っていると言えます。
以前は24時間体制で電話サポートを行っていましたが、現在は午前7時~深夜0時のみに短縮されています。ただし、国内の事業者でも24時間体制の所は少ない為、不安材料という程ではないと考えられます。
日本語による電話サポート
電話サポートであれば他にも行っている業者が存在しますが、日本語、24時間、通話料無料という超好待遇とも言える条件は国内の業者でも聞いた事がありません。
2022年時点で、日本語による電話サポートは日本時間の午前7時~深夜0時の間のみとなります。
電話:03–6743–8545
尚、Hotels.comで予約した航空券については別の番号03-4477-4628が用意されています。その他、03-4477-4978などでも繋がります。
ホテルズドットコムには、上級会員(シルバーランク)専用にフリーダイヤルが設けられています。
電話番号は、0120-998-706で固定電話・携帯電話からも繋がりますが、一般の方の対応は行っていないそうなのでご注意ください。
しかしこの電話は日本国内で受けている訳ではないようで、海外のコールセンターで日本語が話せる日本語を母国語としない方々が出られる事が多くあるようです。
私も以前利用した事があり、その時は男性の方が出られました。ややイントネーションに違和感はある物の内容はしっかりと理解されておりしっかりとした敬語で全く問題は感じられませんでした。
英語でも問題無ければ、英語サポートは24時間行われています。
Local (toll-free): 855-877-1508
From abroad (charges apply): +1 817-333-5170
メールによるサポート
これについては行っていない業者の方が少ないので書く必要も無いかもしれませんが、当然メールでの問い合わせもできます。
LINEによるチャットサポート
もう一つホテルズドットコムの特徴としてLINEを使ったチャット形式でのサポートを行っている事が挙げられます。メールだと返事が遅いけど電話するのはちょっと・・・と言う時に気軽に使えるのが嬉しいサービスでこれは8:00~22:00限定です。
Lineでのサポートを受ける場合はホテルズドットコムを友達登録する必要がありますが、友達登録すると10%OFFクーポンが毎月貰えます。
Hotels.comのLINE公式アカウントを友だち追加しよう! | Hotels.com – Japan
ホテルズドットコムは割引きが充実している
「10泊すると1泊無料」というTVCMを放送している通りホテルズドットコムで通算10泊ごとに次の1泊分が無料になります。
10泊の料金の平均金額と同等の部屋が1泊無料になります。安宿に10泊しても高級ホテルに1泊できる訳ではありません。
$30の部屋に10泊したら$30以下の部屋に1泊無料、$1000の部屋に10泊すると$1000以下の部屋に1泊無料です。
これは出張などで自己負担なく宿泊数を貯める事ができる方にとっては非常に有難い仕組みですが、それ以外の多くの方にとってはそこまでメリットの大きい仕組みではありません。
この仕組みとクーポンは併用する事ができない為、そこまで頻繁に宿泊しないという方は10泊で1泊無料を捨てる代わりに、その場で~10%引きになるクーポンを使った方が良い場合があり、クーポンは比較的容易に入手する事ができます。
キャンセルに関する表記が明確
一番トラブルの元になり兼ねないのが料金に関する事です。
ホテルズドットコムはプランごとにキャンセル手数料がいつまで無料なのか、食事の有無などが明確に表示されており、知らずに申し込んでしまった…という事態を避ける事ができます。
そして予約画面へ進むと宿泊費・税・サービス料などの合計が表示され最終的な支払額がいくらになるのかという事が一目でわかります。
本日、予約の確認および料金をご請求させていただきます。
と記載があるように、例え半年先の宿泊予約であってもこの料金が予約完了時点でクレジットカードに請求される事が分かります。
「税およびサービス料」って何?消費税なら8%だから高すぎじゃない?と思われるかもしれませんが、消費税・決済手数料・予約手配料などの合計です。
楽天トラベルやじゃらんなどの国内業者であればこれらの費用は最初から含めた額を表示していますが、ホテルズドットコムを始め外資系のホテル予約サイトでは個別に計上するのが一般的であり、全く怪しい費用ではありません。
怪しいと言われるホテルズドットコムは大丈夫?
海外のホテルは価格面でも条件が良く、ホテル件数も豊富ですが、日本国内に関していえばホテル数も少なく価格面でも楽天トラベルやYahooトラベル、じゃらんなどの国内大手の方が充実している印象を受けます。
もし日本国内での宿泊をお考えの場合は、以下のような国内業者でクーポンを利用して予約する事により更に条件良く予約できるかもしれません。
この記事を書いたのは
人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。