旅好きしか知らない、1万円で海外旅行を実現する裏ワザ
子供連れで旅行へ行くとどうしても費用は膨れがち。国内旅行であれば車で移動したりして節約する事はできますが、それでも1泊2日で数万円は飛んでしまいます。
じゃあ、しょっちゅう海外旅行へ行く人はお金持ちなのかと言うと、決してそうとは限りません。旅好きだけが知っている裏技を使って上手に旅行すると、国内旅行より遥かに安く海外旅行へ行けるんです。
今回は家族3人で台湾3泊4日を総額19,730円で行った方法を例に裏ワザの一部を少しだけご紹介したいと思います。
台湾3泊4日が3人総額19,730円の謎
先日、家族3人で3泊4日の台湾旅行へ行って来ましたが、その時の旅費総額は19,730円。もちろん現地での食事代や観光地の入場料、お土産代などは別ですが、往復の飛行機代と宿泊費・空港から宿までの移動費などを合計したツアーと同等の内容における費用です。
一人19,730円ではありません。3人合計で19,730円です。0の付け忘れでは無く約1.9万円です。
あまり旅行へ行かない人からするとピンと来ないかもしれませんが、記事執筆時点でHISで予約できる最安値の台湾ツアーは大人2人と添い寝の子供(ベッド・食事なし)1人で、格安航空会社を利用。総額は13.74万円です。
まあこんなもんだと思いますが、個人的には小さな子供連れだったらこのツアーは使わないかな・・・
ヤバい航空会社とボロボロのホテルなのか
費用を削る一番簡単な方法と言えばグレードを落とす事。正攻法でとにかく安く行きたい場合は、格安航空会社を利用して残念なホテルに泊まる事。(※上の例のHISツアーがまさにそれだと思いますが)
しかし今回は往復ともに通常の航空会社で尚且つビジネスクラス、子供の分も大人と同じ豪華な機内食が提供されます。
宿泊はロフト付き2階建ての部屋。洗濯機が付いておりジムやプールも利用できます。旅先で洗濯機が使えるこの嬉しさは子連れの方なら分かる筈。
パッケージツアーの構成要素を考える
ではここからがいよいよ本題です。大手旅行会社のパッケージツアーというのは大きく分類すると、
- (1)往復の航空券代
- (2)現地での宿泊費
- (3)空港からホテルまでの送迎費
- (4)現地での観光オプション代
以上のような内容になっています。
ツアーによっては現地観光や空港送迎が必須になっており、辞退する場合に追加費用がかかるという物があります。
普通に考えるとおかしな話ですが、免税店や両替店への立ち寄りがあり、それらの店舗から紹介料を貰っている関係でどうしても外せないんでしょう。
今回比較したHISのプランは現地観光が無い物でしたし、観光ぐらい自分たちで勝手に行った方が・・・という事で「(4)現地観光」については考慮しません。
(1)往復の航空券代を安く抑える裏技
実は、今回の費用の大半である17,730円は往復の航空券代によるものです。その明細は以下の通り。
約1.7万円で3人がビジネスクラスに乗れる裏技というのは、航空会社のマイル(いわゆるポイント)を航空券と引き換える方法です。(※その場合でも上記のように諸税などは現金払いする必要があり)
と、ここまで書くと「えー…そんなもん、日常的に飛行機使ってる人しか貯まらないし非現実的だわ」というのが素直な感想ではないでしょうか。私も最初は思っていました。
と言うか普通の人はそこまで貯まりません。知り合いは4年かかって3万マイルでしたし、まあそれでも頑張っている方でしょう。
しかし驚くほど効率よくマイルを貯める裏ワザがあり、現時点での私のマイル残高は・・・約68万マイル。これは日⇔韓を44往復できる程の価値を有します。
マイルの加算率はかなり複雑なので一概には言えませんが、68万マイルを普通に飛行機へ乗って貯めようとすると東京⇔アメリカを約68往復する必要があります。
確かに飛行機には結構乗ってる方ですが、さすがにそれは無理です。
知っている人だけが得をするその方法
とにかくマイルを効率よく貯める為に必須となるのが「デルタ・スカイマイル・アメリカンエキスプレス・ゴールドカード」
とにかくこれが無いと数十万マイルを貯めるなんて至難の業、持っているかどうかで海外旅行の勝ち組になるか負け組になるかが決まる決定打となるものです。
旅好きの人ならかなりの確率で持っているのがこのカード、人によって重視するポイントが異なるので100%とは言いませんが、まず間違いなくアメックスブランドの何らかのカードを持っている筈です。
このカードを持っている事で、様々なボーナスポイントを獲得する事ができ、入会キャンペーンだけで5.2万マイル以上を獲得する事も・・・。
この辺りは別記事で詳しくご紹介しておりますので、関連記事を併せてご参照ください。
(2)現地での宿泊費を節約する裏ワザ
実は今回の旅行で宿泊費は1円もかかっていません。
物価が安いと思われがちな台湾ですが、昨今は旅行客の増加と共に意外とホテル代は値上がりしており、感覚的には日本で泊まるのとそう大きく変わりません。
そこで利用したいのはAirbnb、いわゆる民泊の予約サイトです。
とここまで書くと、「えー…民泊って…現地の人の家に泊まるとか敷居が高くて落ち着け無さそう」というのが素直な感想ではないでしょうか。私も最初は思っていました。
ただ、あまり知られていませんがAirbnbには普通のホテルも多数掲載されています。
国内ですが、最近は静岡県の浜名湖にある「ザ・浜名湖」というホテルにAirbnb経由で宿泊しました。
楽天トラベルにも掲載のある、温泉・食事バイキング付のごくごく普通のホテルです。
配布されているクーポンを利用するだけでも結構な節約になりますが、知り合いなどに紹介する事ができれば紹介者にもクーポンが貰えますので、もう少し節約になります。
(3)空港からホテルまでの送迎費
見知らぬ海外、空港に着いた時にお出迎えがあると安心できる気持ちは分かります。が、混載送迎(複数の旅行者と一緒にまとめて送迎)にメリットと呼べるほどのメリットってありません。
特に子連れの場合は空港からさっさとタクシーや電車に乗ってしまった方が遥かに楽で気軽に旅を楽しむ事ができます。
という事で今回は桃園国際空港から台北までの電車代、片道約500円×往復×大人2名分である約2,000円を計上しています。その合計が19,730円。
旅好きの人しか知らない格安海外旅行の裏ワザまとめ
海外旅行で一番高額になりがちなのは飛行機代。ここを節約するにはどうしても「デルタ・スカイマイル・アメリカンエキスプレス・ゴールドカード」が必須です。
というよりこれ無しで海外に行くのはかなり勿体ない、貴族の旅行とも言えるかもしれません。
ちなみに海外へ行く場合は保険に入りましょう。現地で病気になると色んな意味で終わります。
往復ともにマイルを使って航空券を・・・とまでは行かなくとも、往路だけマイルで航空券と引き換え、復路は格安航空会社を使う+Airbnbでクーポン併用安いホテルを手配というように組み合わせるだけでも驚くほど安く海外旅行を実現する事ができてしまいます。
是非皆さんもマイルを利用して賢く、激安で海外旅行を楽しんでみて下さい。
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この記事を書いたのは
人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。