Trip.comで子供/赤ちゃん連れ予約の際の注意点と選び方
夜になると子どもは90度回転。枕は足元、子どもはベッドを横断して私のお腹にキック…旅先だと、いつもより寝相がワイルドになる気がしますが、皆さんはそんな経験ありませんか?
そんな夜を避けたくて、予約前にベッド幅やエキストラベッドの可否を確かめるのですが、Trip.comでホテルを眺めると、ベッドの種類や子ども料金、朝食の扱いが施設ごとにバラバラ!海外はベッドが大きくて「エキストラベッド、いらなかったね」となることも。
それを踏まえて、最初に決めておくと楽になる点を始めとし、人数・年齢の入れ方、ベッド構成の考え方、朝食の子ども料金、事前リクエストの書き方などを国内/海外の違いと共にご紹介いたします。
Trip.comで子連れホテルを探す前に決めること
事前に家族内で「寝る時のプラン」を軽く相談しておく事をお勧めします。添い寝で行くのか、エクストラベッドを入れるのか、ベビーベッドは必要か。添い寝をする場合は誰と一緒に寝るのか。
エクストラベッドを追加する場合、そこには誰が寝るのか。(※部屋に元々備え付けのベッドに比べ、追加されるベッドは簡易的な物が多く幅が狭かったり寝心地に違いがある事もあります)このあたりが曖昧だと、あとでプランを比較する際にゴチャつきがちです。
国内は「小学生未満は添い寝無料」というホテルも多く見かけますが、海外は「6歳以上は大人扱い」「12歳まで無料」などルールがばらばら。チェックイン時にパスポートで年齢確認が入ることもあります。
ベッド幅については、日本のホテルはセミダブル(120cm)やダブル(140cm)が主流で、添い寝をする場合はやや窮屈に感じることも。
一方、北米・中東はクイーン(160cm)やキング(180〜200cm)が珍しくありません。欧州は部屋が小さめでもベッド自体は広いこともあります。
エキストラベッド・ベビーベッドの可否と確保手順
Trip.comで部屋の詳細を確認すると「エキストラ/ベビーベッドを追加できます」と表示されるホテルがあります。ただしこれは、必ず利用できるという訳ではありません。日本では比較的余裕を持った台数を用意している事もありますが、海外は台数が限られ先着順のこともあります。
そして上記参考画像では「無料」となっていますが、エキストラベッドの利用には追加料金がかかる事が珍しくなく、目安は、エキストラ1泊20〜50USD、ベビーベッドは無料〜10USD(国内は無料が多め)。通路や非常口を塞がない配置にする必要があるため、部屋の広さ次第では設置不可になる場合があります。
ホテルへのベビーベッド/エキストラベッド設置の依頼方法はシンプルで予約画面に【特別リクエスト】という項目があります。ここの「追加のリクエスト」という欄へ記入する事でホテルへと伝達されます。
海外の場合「○歳以下は添い寝無料」とあっても、タオル、歯ブラシなどのアメニティは人数分ない場合が多々あります。最近は日本国内のホテルでも”添い寝のお子様のタオルは無し”という所が増えてきましたので事前に確認しておいてください。
ホテルへの事前リクエスト|そのまま使える英文定型文
予約時の【特別リクエスト】欄、またはTrip.comの予約完了ページから「宿泊施設に連絡」でメッセージを送ることができます。海外ホテルの場合は英語を添えると伝わりやすいです。よく使う定型文を、日本語+英語のペアで置いておきますのでコピペでお使いください。
6歳の子供用にエキストラベッドを1台お願いできますか?
Could you please prepare one extra bed for my 6-year-old child?
乳児用のベビーベッドを用意いただけますか。
Could you please provide a baby cot for my infant?
8歳の子供の朝食料金を教えてください。
Could you let me know the breakfast fee for my 8-year-old child?
可能であれば禁煙ルームをお願いします。
If possible, we would like a non-smoking room.
到着は21:30頃の予定です。遅いチェックインでも問題ありませんか。
Our arrival time will be around 21:30. Is late check-in okay?
海外では、返信が遅い/来ないことも普通にあります。もしどうしても確認が必要な内容の場合はTrip.comのサポートへ頼ってみるという手もあるかもしれません。
Trip.com|朝食の子供料金とプラン選び
「朝食込み」と表示されていても、対象は大人の人数分が基本で、子どもは年齢やプラン、ホテルの規定によって別料金になることがあります。
国内の場合は朝食に関しても”添い寝のお子様は無料”など柔軟な所が多くありますが、海外は「4歳まで無料、それ以上は有料」など、線引きが比較的はっきりしています。
上記画像は大人2名と小学生1名で検索した際のプラン一覧です。どちらも定員は3名になっていますが、下のプランは朝食が2名様分のみとなっている事が分かります。
欧州のホテルで、ポリシー表記は「小学生無料」だったのに、朝のレストランでは「8歳は半額」と案内されたことがありました。心配なら出発前に「○歳の朝食料金はいくらですか?」と確認してみるのも良いかもしれません。返信が遅いこともあるので、早めだと安心です。
Trip.comで子供との宿泊費を抑える実践テク
通貨表示は、日本円/現地通貨を切り替えて比較してみてください。為替のタイミング次第で体感数千円の差になることもあります。事前決済はその時点のレートで固定されるので、円安が進みそうなら前払い、逆なら現地決済…といった考え方も。
その他、Trip.comでは宿泊などに使えるクーポンも配布されています。これらを是非チェックしてみて下さい。
まとめ・子連れでも慌てない予約チェックリスト
- 大人・子供の人数と「滞在時の年齢」を正しく入力したか
- 添い寝/エキストラ/ベビーベッドの方針は決めているか(定員もOKか)
- 子供の朝食料金は無料(込み)・半額・同額のどれか
- 現地で別払いになる税や保証金を確認したか
- 表示通貨・決済方法・クーポンで最適な組み合わせを比較したか
子連れ旅は、大人だけの時より“確認すること”が増えますが、そのひと手間をかけた事によって、現地での余裕と笑顔につながります。
国内は細やかな心配り、海外は非日常感と自由度。それぞれのよさをTrip.comで見比べながら検討してみて下さい。朝のレストランのざわめき──そんな小さな風景が、きっと素敵な思い出になると思います。
▼宿泊クーポンを獲得して空きがあるうちに予約
▼旅行予約サイトのクーポンまとめ記事
この記事を書いたのは

人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。