10月以降、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた人を対象として、イベント参加や県をまたぐ旅行などの制限を段階的に緩和すると発表がありました。

まずは2回のワクチン接種を完了した人と、陰性証明書を持っている人を対象に10月頃から実証実験を始め11月以降に本格的な実施を目指すという方針らしいですが、現時点では詳細が発表されておらず具体的な所までは分かりません。(※兵庫県・大阪府など13都道府県を対象に実証実験を進めていきたいと追加発表があり)

そこで、このページではワクチン接種済者を対象とした行動制限緩和、旅行やレジャー・イベントの制限緩和についてまとめ、随時更新して最新情報をお知らせ致します。

記事内容の最終更新:2021/09/24

ワクチン接種済者のイベント・国内旅行制限を緩和の概要

9月2日時点でワクチン接種を2回完了した人の割合が5割近くに達した事を受け、”ワクチン接種証明”を活用して都道府県をまたぐ旅行や大規模イベントへの参加などを段階的に緩和していく方針を発表しました。

今回は「ワクチン・検査パッケージ」という言葉がキーワードになっており、これは”ワクチンを2回接種した人” と ”検査結果が陰性だった人” をひとくくりに「人に感染させるリスクが低い」とみなし、行動制限を順次緩和して移行という動きです。

緊急事態宣言地域を除外する方針でしたが、実施時点で緊急事態宣言が発出されている地域であってもワクチン接種証明(ワクチンパスポート)保有者は行動制限緩和の対象にすると発表がありました。

2021年10月より実証実験開始

制限緩和を見据え、緊急事態宣言が解除された地域を対象に10月から実証実験を進めていくという発表がありました。実施期間はおおよそ2~3週間程度になる予定で、大阪府や兵庫県など13都道府県がまずは候補として挙がっているようです。

旅行制限緩和の対象となる人と必要書類

都道府県をまたぐ旅行については、今現在でも行く事自体が不可能な訳ではありません。他府県の人であってもホテルには宿泊できますし、居住地によってレジャー施設への入場が拒否されるというのも基本的にはありません。

いきなり接種済者はGoTo適用というのも考えにくいので、まずは旅行会社や宿泊施設・レジャー施設が独自に設定する接種者向けプランや割引プランを利用する場合に、各社が指定する書類を提出…というあたりから始まるのではないでしょうか。その場合は業者により求める書類の形式や種類が異なる事が予想されます。

【追記】
GoToトラベルの代わりに国の補助を受け感染の落ち着いた地域で個別に実施されている「地域観光支援事業」を再開する地域が9月になり増えてきました。

ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)での行動制限緩和にあたり、これらの割引を受けられる範囲が広げられる可能性も高くなってきました。

制限緩和の対象となる人

・新型コロナウイルスのワクチン接種を2回完了後、2週間以上経過した人

・陰性証明書を取得した人

しかし、陰性証明については取得してから何日間有効かなどはまだ発表されておらず、ワクチン接種が不可能な人への対応なども発表されていません。

必要になる書類

これも現時点で正式発表はありませんが、既にワクチン接種済者を対象にツアーなどを販売している民間業者で求められる書類は以下の通りです。

恐らくこれに近い物か、海外渡航用として現在既に発行されている「ワクチンパスポート」が年内を目標にオンライン発行できるようになるらしいので、それらを活用する方法などが考えられます。

・新型コロナウイルス ワクチン接種済証
(接種券に付属の「接種済証」、接種記録書や市町村が発行している証明書)

・公的な身分証明書
(運転免許証や健康保険証などの一般的な本人確認のできる書類)

陰性証明書については情報が無く現時点では不明な点が多いので、情報が入り次第更新いたします。

子供・赤ちゃんが同伴する場合はどうなるのか

現時点では詳細が発表されていないこともあり、様々な理由でワクチン接種が不可能な人への対応や、そもそも接種対象ではない子供・赤ちゃんの同伴などについては触れられていません。

変異株によって子供へ感染拡大している現状を考慮すると、赤ちゃんや子供なら無条件で同伴OKとはならないことが想像できますが、続報があり次第情報を更新いたします。

【追記】
現在既に接種済者を対象に割引などを行っている民間旅行会社では、子供の対応が分かれています。接種者向けプランでも子供同伴は可能だけど、割引は適用されないというケース。そもそも非接種者の同伴自体が不可というケースも。

ワクチン接種済者は旅行やイベントに参加しても安全なのか

誤認される事も多いですが、大前提としてワクチン接種完了者は新型コロナウイルスに感染しない訳ではありません

感染したとしても軽症で済む可能性が高いというだけであり、無症状感染で知らないうちに他者へ感染を広げてしまう可能性もあります。また、最近は変異株の影響もあり必ずしも重症化しない訳でもありません。

制限緩和で羽目を外した人たちを経由して未接種者が感染してしまうというリスクも問題視されており、旅行やイベントへの参加が安全かどうかは、実施会社の感染対策に対する姿勢や参加者・旅行者それぞれのモラルによる影響が非常に大きくなります。

現在実施中のワクチン接種済者向け割引・ツアー情報

政府による行動・旅行制限緩和の正式な方針発表はまだですが、民間の旅行会社単位では新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人を対象に、割引や特別パッケージの販売をしている所があります。

クラブツーリズム

旅行大手のクラブツーリズムはワクチン接種者限定の「列車」「飛行機」「バスツアー」などを販売しており、特に割引販売などではありませんが、徹底した感染対策を行った上で参加条件は、ツアー参加者全員が2回のワクチン接種を2週間以上前に完了させており、当日証明書と身分証を提示する事となっています。

ビッグホリデー

ビッグホリデーは #ひさびさツーリズム と題してワクチン接種を2回完了している人を対象とした割引ツアーを販売しており、一人当たり5,000円(※大人のみ)がツアー代金から割り引かれます。

クラブツーリズムとの違いは、ワクチン接種者限定のツアーではなく、ワクチン接種者は割引になるという点。これにより接種対象外の子供などが同伴する場合でもツアーに参加することが出来ます。

この記事を書いたのは
タビワザ 編集部

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