ダナン観光でフエ・ミーソン遺跡はどっちを選ぶ?年齢・時間・子連れ比較

ダナン旅行、ホイアンは絶対行きたいとして、残りの滞在日程の中で「フエ」と「ミーソン遺跡」どっちか一方しか行けないけど、どっちにするか・・・・そんな事はありませんでしょうか?どちらもそれぞれの良い点/悪い点があり、一概にこっちがお勧めとは言えません。
そこでこの記事では、移動時間、体力的なきつさ、年齢や家族構成別のおすすめ、そして食事やトイレ環境など、訪れて分かった違いを元にどちらがお勧めかをご紹介していきたいと思います。
尚この記事では、いわゆる観光スポットとしての紹介は一切記載しません。どのような物が見れるのか、歴史は…などは別記事で改めて触れさせて頂きます。それぞれのメリットデメリットなど比較を比較いたします。
フエとミーソン遺跡、何が違うのか?
まず、この2つの観光地の基本的な違いを整理します。
| 項目 | ミーソン遺跡 | フエ |
|---|---|---|
| 片道移動時間 | 約1時間〜1時間15分 | 約2時間〜3時間15分 |
| おすすめ移動手段 | チャーター車 | 観光列車 or チャーター車 |
| 往復費用(目安) | チャーターで約8,000円 | 列車往復約1,800〜3,600円 チャーター片道約9,400円 |
| 日帰り可能性 | 可能 | 可能だがハード(1泊以上推奨) |
| 移動中の景色 | 田園風景 | ハイヴァン峠の絶景 |
| 観光所要時間 | 半日(3〜4時間) | 丸1日 or 1泊2日 |
ミーソンは私はKlookでプライベートチャーター車を予約しましたが往復で約8,000円でした。4人家族だと1人2,000円なので、コスパは悪くないです。何より、帰りのGrabが捕まらないリスクがないのが安心。
フエは時間に余裕がある場合、観光列車(HD号)に乗ってみるのがおすすめ。車窓からハイヴァン峠の絶景が見られるので、移動そのものが観光になります。ただ、遅延はよくあるらしく私たちも1時間遅れました。帰りはチャーター車(約9,400円)にしたんですが、息子が車酔いして途中で休憩取ったので、車酔いしやすい方は往復列車という選択肢もありかもしれません。
所要時間の違い(半日 vs 丸一日)
ミーソン遺跡は6時などの早朝に出発すれば、午前中の暑さも気にならない&人が少ない時間帯に観光ができ、スムーズにいけばお昼ごろにダナンへ帰着する事も可能。午後は別の予定を入れられます。
フエは、日帰りなら早朝出発しても帰着は夜になる可能性が高くなります。現地滞在は5〜6時間程度。食事の時間なども考慮すると王宮と帝廟1つを見たら終わり位の気持ちでいた方が良いかもしれません。じっくり楽しむならフエで1泊以上を推奨します。
私たちはフエに1泊にしましたが、街歩きとか、朝の静かな王宮とかそれでも時間足りないくらいでした。
体力的なきつさの比較
ミーソン遺跡は夏に訪れた場合、とにかく暑いです。日陰もそこまで無く、盆地の影響なのか蒸し暑さもあり、飲み物がどんどん減っていってしまいます。売店などはありますが、食事できる場所は非常に限られており、周辺には何もありません。
その一方でフエは、もちろん暑いんですが、建物の中に入れば日差しは避けられますし、周辺は街なので飲食にも困りません。しかし王宮だけで2~3km、帝廟には長く勾配のきつい階段がある場所もあり、とにかく歩数が増えます。レンタルカートによるツアーがあるので、それらを利用すれば比較的楽に回れます。
体力的なきつさを極端に表現すると、ミーソンは「短時間の暑さ耐久」、フエは「長時間の歩行耐久」って感じです。
子連れファミリーならどっち?
家族構成と子供の年齢で、向き不向きがかなりハッキリ分かれます。
未就学児~小学低学年ならミーソン推奨
- 移動時間が短い⇒ 片道1時間なら子供もグズりにくい
- 半日で完結⇒ 子供の集中力が続く時間内で終わる
- ビジュアルが分かりやすい⇒ 「ジャングル探検」として楽しめる
- 午後が自由⇒ プールや昼寝の時間が確保できる
息子は「インディ・ジョーンズみたい!」と喜んでた(?)し、電動カート乗るのも楽しかったみたいです。娘は遺跡には興味なさそうでしたけど、午前中で終わって午後ホテルで昼寝できたので機嫌よく過ごせました。
逆にフエは、王宮の池で鯉に餌やった時が一番テンション高かったです。似たような建物が続くので、もしかしたら子供にはちょっと退屈だったかもしれません。
フエに行くならイオンモールの存在も覚えておいて
フエに子連れで行く場合、2024年9月オープンの「イオンモール」の存在が救世主になります。私たち、フエ2日目の昼過ぎ、暑さと疲労で限界だったんですけど、イオンモール行ったら一気に復活しました。子供たちはキッズスペースで1時間遊んで、フードコートも利用でき本当に助かりました。
ベビーカー vs 抱っこ紐
どちらもベビーカーは厳しいです。
ミーソン遺跡は入口〜遺跡間は電動カートで送って貰える為、ベビーカーは折りたたんで乗車する事になります。ベビーカーは遺跡エリア内だけ。フエのような階段こそありませんが未舗装や段差があるので押しにくいです。
フエは王宮も帝廟も非常に広く、ベビーカーを押して観光するのは大変です。特に傾斜のきつい階段などがある場所もあるので、電動カートによるツアー+抱っこひも推奨。
カップル・夫婦・友人など大人だけならどっち?
大人だけなら、完全に好みと旅のスタイル次第です。
歴史・文化好きなら迷わずフエ
- 建築の見応え⇒ 王宮、帝廟それぞれに個性がある
- 宮廷料理⇒ベトナム随一の美食都市
- 街の雰囲気⇒ 古都特有の静かで情緒ある空気感
- 物価⇒ ダナンより安い

2024年に修復完了した「建中殿」の極彩色装飾は圧巻。西洋バロックとベトナム伝統様式が混ざってて、インスタ映えもすごいです。カイディン帝廟の陶磁器・ガラスモザイクとか、ミンマン帝廟の自然との調和とか、帝廟それぞれに個性があって飽きません。
ミーソンも歴史的価値は高いですが、「崩れかけたレンガの塔」という見た目なので、事前知識がないと「ふーん」で終わってしまいます。アンコールワットを見た事ある人だと、規模の小ささにガッカリするかもしれません。
ただし、ミーソンの「廃墟感」「ジャングルに侵食される遺跡」という儚い美しさもあります。ベトナム戦争の爆撃クレーターであったり、首のない石像など、そのような物に興味がある場合はミーソンの方が刺さるかもしれません。
観光列車でフエを訪れるという選択肢
時間に余裕がある場合、ダナンからフエ行きの観光列車はおすすめです。ハイヴァン峠の絶景が見られるだけでなく、ランコー駅での記念撮影タイム、車内での伝統音楽の生演奏、フエ名物料理の販売など、移動そのものを楽しむ事ができ、料金も、観光列車としては日本では考えられないほど激安(片道1800円前後)
ランコー湾のあたりの景色、本当に綺麗です。窓の外一面に南シナ海が広がってて、息子も綺麗!と大興奮でした。移動が観光になるので、コスパ最高だと思います。
リゾート重視なら半日で済むミーソン
「観光もしたいけど、ビーチでのんびりする時間も欲しい」という人には、やはりミーソンがおすすめ。チャーター車を手配して朝6〜7時台に出発すれば、朝の涼しいうちに観光ができ、人も少なめ。お昼頃にはダナンに帰ってくることもできる為、午後はビーチやプールでゆっくりできます。ダナンってビーチリゾートなので、せっかく来たならビーチも楽しみたいですよね。
あと、ミーソンからの帰路、ホイアンに行くオプションがあるツアーも多くあります。トゥボン川を下って、午後からホイアン観光っていう流れもできるので、ホイアンへ行く予定もある場合はこの辺りを組み合わせてみるのも良いかもしれません。
シニア・高齢の親と一緒ならどっち?
高齢者の方が同行する場合、足腰の状態で判断してください。
フエの最大の難関: カイディン帝廟の階段127段

私の知人で70代の親御さん連れてフエに行った人は、「カイディン帝廟は下から眺めるだけにした」と話していました。足腰に不安がある人には、カイディン帝廟は最初からスケジュールから外すか、平坦なトゥドゥック帝廟・ミンマン帝廟をおすすめします。
ミーソンは階段ほぼないので、その点は楽です。ただ、暑さは覚悟が必要。高齢者は熱中症リスク高いので、こまめな休憩と水分補給必須です。
フエなら電動カート・チャーター車必須
王宮は周囲約2.5km、徒歩だけで回ると相当歩きます。真夏の炎天下、高齢者にはキツすぎるので、電動カート(1台約900〜1,800円)は必須です。
そして王宮〜各帝廟間は車で20〜30分離れてるので、都度、GrabやXanhSMなどで手配しても良いですが、車を1日チャーターした方が細かなストレスが無くなり楽です。ドライバーに次の行き先伝えれば連れてってくれるし、待っててくれるので、時間のロスがありません。
フエとミーソンどっちを選べばいい?
いかがでしょうか。私たちはダナン5泊6日で、ミーソン・フエ・ホイアン全部行きましたけど、それでもギリギリでした。もう1日あれば、もっとゆっくりできたなって思います
迷ったら、「子供の年齢」と「滞在日数」で決めるのが一番シンプルです。小さい子連れで滞在短いならミーソン。大人だけで時間あるならフエ。どっちを選んでも後悔はないと思いますが、自分たちの旅のスタイルに合った方を選んでください。
ダナンの他の記事でも色々情報書いてるので、良かったら参考にしてみてください。
▼宿泊クーポンを獲得して空きがあるうちに予約
▼旅行予約サイトのクーポンまとめ記事
この記事を書いたのは
ベトナムに関する記事を書いている30代の父親ライターです。 ありがたいことに賞をいただいたりもしていますが、実際の家族旅はそんなスマートなものではありません。毎回何かしらやらかしては呆れられ、威厳なんてあったもんじゃないです。このブログでは、ガイドブックには載らないような「失敗談」や「無駄な足掻き」をベースに、ベトナムのリアルな情報をお届けします。実用ベトナム語技能検定/観光プランナー
















