【完全攻略】五行山はエレベーターでも過酷|所要時間とスカート禁止・出入口の罠など

ダナンとホイアンの中間あたりに、5つの山々からなる観光スポット五行山(マーブルマウンテン)。ガイドブックには「エレベーターあり」「絶景の洞窟!」なんてキラキラした言葉が並んでいて、ダナン市内からも車で15分くらいだしワクワクしちゃいます♪
…私もそーでした。
エレベーターがあるんだからもう無敵じゃないですか!?ハイキング気分で涼しい洞窟探検に行ってみるか!!と。でも、実際に行ってみると、エレベーターを降りた先に待っていたのは、(天候があまり思わしくなかった事もあって)ツルツル滑る大理石の床と、その先のゴツゴツした岩場や不揃いで急な石段。
絶望しながら抱っこ紐で子供を背負い、汗だくになって登った記憶は今となってはある意味いい思い出です。
今回はそんな教訓に、これから五行山に挑む皆さんが現地で「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないための、超リアルな攻略法をお伝えします。
この記事の目次
五行山は「登山」エレベーターの範囲とその先の”ガチ階段”

まず最初に、一番大きな誤解を解いておきましょう。五行山にはエレベーターがあるというのは事実ですが、それは山頂まで行けるという意味ではなく、全エリアがバリアフリー化されている訳でもありません。
エレベーターが運んでくれるのは、あくまで途中まで。エレベータを降りた直後にサーロイ塔があり、その先のリンウン寺のあたりまでベビーカーなどでも行く事ができますが、そこからメインの見どころである「フエンコン洞窟」や「山頂展望台」に行くには、自分の足で登るしかありません。
しかもその階段、一段一段の高さがバラバラだったり、岩を削っただけで手すりがなかったりと、なかなかのハードモード。
なので、ベビーカーや車椅子での観光は、エレベーターを降りた先のリンウン寺あたりまで。短時間でサクッと観光を終わらせたい方などは往復エレベーターを買い五行山の雰囲気だけを味わっても良いかもしれません。
五行山へのアクセス|Grab代金や所要時間の目安
五行山へは、ダナン市内からGrabを使うのが最も手軽です。
ダナン市内中心部あたりからGrabで約20分程度、12万~15万ドン(720円~900円)程度が目安となり、マリオットリゾートやKOI Resortからは徒歩でも10分程度と非常に立地の良い場所です。
ハイアットからも歩けなくはないかな…?徒歩20分ぐらいですが、到着後も山登りが待っている事を考えるとGrabなどで移動した方が良いかもしれません。
ちなみに五行山からダナン市内への帰りですが、夕方のピークタイム(17時頃)や悪天候時などを除けば、おおむね問題なくGrabまたはXanhSMが捕まります。
入口と出口が違う「第1ゲート」と「第2ゲート」の罠

これは現地に行って初めて気づく初見殺しの罠なんですが、五行山(水山)には入り口が2つあります。階段のみがある昔ながらの参道の第1ゲートと、エレベーターがある観光ガイドなどでもよく見る第2ゲート(※前章の写真はこの第2ゲートです)
多くの人はエレベーターのある「第2ゲート」から入りますし、ツアーバスやGrabとかで降ろされるのも大体がこの第2ゲートです。そこから順路に沿って奥へ奥へと進んでいくと、最後に長い階段を降りて地上に戻るんですが…そこは「第1ゲート」です。
降りた後の移動に注意
この第1ゲートと第2ゲート、距離にして約350mほど離れています。徒歩で5分程度の平坦な道で、道沿いにはお土産屋さんや露店が並んでいるので歩くのはそこまで苦ではありません。
ただ、もし「チャーター車」を手配している場合は、事前にドライバーさんと待ち合わせ場所を決めておかないと、「どっちにいるの?」と探すことになります。
ちなみに、第2ゲート(エレベーター側)の駐車場は大型観光バスが止まっている事が多く、客待ちのGrabは第1ゲート近くに路駐で止まっている事が多いです。
入り口付近で売っている大理石の石像やお土産は、ここマーブルマウンテン(五行山)の大理石を使っていると思われがちですが、現在は採掘が禁止されており石材の調達はできません。
地獄洞窟は別料金!リアルな展示と高所恐怖症にはキツイ急階段
メインの山(水山)とは別に、第2ゲートのエレベーター乗り場近くに「アンフー洞窟(地獄洞窟)」という場所があります。ここはチケットも別料金なんですが、時間があれば寄ってみる価値はあります。
ただ、その名の通りテーマは「地獄」
洞窟内には、罪人が舌を抜かれたり、釜茹でにされたりしている様子が、微妙にリアルな彫像で再現されています。薄暗いライトアップも相まってちょっと不気味…
大人は「へぇ〜、仏教の地獄ってこんな感じか」と楽しめますが、感受性の豊かなお子さんだと、本気で怖がってしまうかもしれません。なので、子連れの場合は無理そうならパスする事も視野に入れましょう。
高所恐怖症にはきつい過酷な急階段

そしてこの洞窟内にある「天国への階段」も要注意。光が差し込む展望台へ続く階段なんですが、これが恐ろしく急勾配。まさに地獄から天国へと這い上がっているかのような感覚になります。そして登るのはいいとして降りる時がめちゃくちゃ怖い! 高所恐怖症の人は足がすくんで動けなくなるレベルなので、自信がない方は下から見上げるだけにしておきましょう。
服装と靴に注意「滑る大理石」と「寺院のマナー」
五行山の別名は「マーブルマウンテン」。つまり、山全体が大理石でできています。これが何を意味するかというと…信じられないくらい滑るということ。
サンダルは怪我のもと
長年、多くの観光客に踏みしめられてきた石段は、表面がツルツルに磨かれています。晴れていても滑りやすいんですが、雨上がりや洞窟内の湿気がある場所は、まるで氷の上みたいになります。
ここで滑りやすい靴を履いていると、高確率で転びます。そもそも、一応は石材などで舗装されているとは言え、山登りですので、できるだけグリップの効いたスニーカーを履いて行きましょう。疲労度が段違いです。
服装は「動きやすさ」重視でOK
五行山には、他の厳格な寺院のような「短パン・ノースリーブ禁止」といった厳しい服装規定は見当たりません。入り口で止められることもないので、暑さ対策を優先した涼しい格好で大丈夫です。
五行山の他にも、ソンチャ半島の方に巨大レディブッタ増で有名な同じ名前の「リンウン寺」があります。そちらは服装規定があり、巻き布の貸し出しも行っているようですが、五行山の方の「リンウン寺」では私の見落としでなければ特にそのような制約はありませんでした。
とは言え、同じお寺なので、常識の範囲内での服装で訪れましょう。
そして注意して頂きたいのはスカートでの訪問は絶対に避ける事。
通路の中には、非常に急な階段や、岩をよじ登るような場所がいくつかあります。ここはもう完全に”下から丸見え”状態になってしまうので、スカートだと気になって観光どころではありません。軽い登山をするつもりで、動きやすいパンツスタイルで行くのが正解です。
観光所要時間はどれくらい?
最後に、スケジュールの目安です。
- サクッと派(所要時間:~約1時間)
エレベーターで上がって、近くの「リンウン寺」と「展望台」からの景色を楽しんで、そのままエレベーターで降りるコース。体力に自信がない方や、子連れならこれでも十分楽しめます。 - ガッツリ派(所要時間:約3時間〜)
一番奥の巨大な「フエンコン洞窟」まで行って、すべての寺院を回り、さらに地獄洞窟まで制覇するコース。達成感はすごいですが、体力も水分もゴリゴリ削られます。(※五行山の中でもおばちゃん達が飲み物を売っています)この後にホイアン観光を入れているなら、体力を残しておかないと夜まで持ちません。
五行山は、ちょっとした冒険気分を味わえる素晴らしいスポットですが、舐めてかかると痛い目を見る山でもあります。しっかり準備して、安全に絶景を楽しんできてください!
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この記事を書いたのは
人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。
















