【まとめ】新型コロナの「新しい生活様式」外出時の対策はどうすれば良いのか?

マスクをする女性、コロナ対策

多くの都道府県で緊急事態宣言が解除されましたが、決して今まで通りに戻れるという訳ではなく、5月4日に厚生労働省より発表された新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式に沿った行動を取る事が求められています。

とは言っても、なんだか難しい内容のように感じてしまい実感が沸きません。そこで今回は「新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」」をわかりやすくまとめ、お出かけや日常でどのように取り入れば良いのかをご紹介いたします。

新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」とは

休業 看板

当初はGW明けまで予定されていた緊急事態宣言が全都道府県を対象に5月末まで延長されましたが、感染者数や医療体制などを考慮した上でイベント実施の容認や営業自粛要請が解除されている地域などもあります

新しい生活様式と言われてもピンと来ないかもしれませんが、世界的に見ても5月末でコロナウイルスが完全に終息し今まで通りの生活に戻る事ができる可能性というのは非常に低いのが現状です。

そこで新型コロナウイルスとの付き合いが長期化する事を見込んで作られたのがこの「新しい生活様式」、もの凄く簡単に言ってしまえば、日常生活で注意して欲しい事リストです。

一人ひとりが行う基本的な感染対策

新型コロナウイルス・感染症全般にかかる事を予防するために、場所を問わず一人ひとりが心掛けて欲しい事というのがこれに該当し、原則は以下通りです。

要するにこういう事です
  • 人との間隔を空けてね
  • 症状が無くてもマスクを着用してね
  • 手洗いをしっかりしてね
  • 外出はできるだけ控えようね

発表の内容は下記の通りです。突っ込みたくなる個所もありますが、特別目新しい事はなく今までメディアなどでも散々報道されてきた事や病気の予防としての基本的な事が中心ではないでしょうか。

  1. 人との間隔はできるだけ2m(最低1m)以上空ける
  2. 遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ
  3. 会話をする時は可能な限り真正面を避ける
  4. 外出時、屋内にいる時や会話をする時は症状が無くてもマスクを着用
  5. 帰宅後はまず手・顔を洗う。できるだけすぐ着替えてシャワーを浴びる
  6. 手洗いは石鹸を使い30秒以上かけてしっかり
  7. 感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は避ける
  8. 帰省や旅行は控えめに。出張はやむを得ない場合に。
  9. 発症した時のため、誰とどこで会ったかをメモする。
  10. 地域の感染状況に注意する。

しかしこの中で、(8)があまありにもふわっとし過ぎていて指針になっていないという事が問題になっています。では(8)の「帰省や旅行は控えめに。出張はやむを得ない場合に」はどう捉えれば良いのでしょうか。

控えめの基準は人それぞれですし、日帰り旅行であれば良いのか?近くであれば良いのか?そもそも近くの範囲とは?回数を減らせばよいのか?と疑問が多く、明確な基準が無い状態です。

当然、旅行や帰省は行わないのが感染対策としては最善ですが、そうなると観光産業への従事者は生きて行けません。

十分な感染対策を行った上でレジャーに来て欲しい思いですが、明確な指針が無いと”来て下さい”とも公言できない状態で…

日常生活で気を付けるべき事と、その事例

ここからはもう少し具体的な事例を出して日常生活で気を付ける事をご紹介していきたいと思います。

  1. こまめな手洗い・消毒
  2. 咳エチケットの徹底
  3. こまめな換気
  4. 3密の回避(密集、密接、密閉)
  5. 身体的距離の確保
  6. 定期的な体温測定、健康チェック、体調不良の時は無理をしない

買い物時の具体的な事例

  • 通販を積極的に利用する
  • できるだけ少人数で空いている時間帯や曜日を選んで買い物する
  • 会計時の接触を減らせるよう電子決済などを利用する
  • 展示品や陳列商品には不必要に触らない
  • 店内・レジなどでは他人と距離をとる(2m、最低1m以上)

買い物で気になるのは「購入した野菜などの商品にウイルスが付着していないかどうか」でしょうか。

実は爆発的感染の起きているアメリカではこの事も少なからず問題になっており、買い物に関してはマイバッグを推奨する日本とは正反対の動きが出ています。

5月時点で、感染リスクがあるとして3つの州においてマイバックの使用を禁止、その他も使い捨て袋を推奨する動きなど。(※ただし根拠がないとの報道も)

アメリカではパッケージを除菌剤で拭く野菜や果物など調理せず口にする物は20秒以上洗う購入したものを不用意に冷蔵庫へ入れないなどの呼びかけがありますが、現在の日本の状況ではそこまで神経質になる必要はないとの見解のようです。

公共交通機関を利用する時の具体的な事例

  • 会話は控えめにする
  • マスクの着用、咳をする時はハンカチなどで押さえる(咳エチケットの徹底)
  • 混雑時間帯を避けて徒歩や自転車、自家用車などを利用する

自家用車が無い!という場合は混雑する電車やバスを避けてタクシーを利用してみるというのも一つの手です。タクシー代に充当できる最大2500円分のクーポンなども各社から配布されていますので活用して下さい。

食事をする時の具体的な事例

  • テイクアウトやデリバリーなど中食を利用する
    (※中食(なかしょく)とは、外食と家庭での料理の中間にあり、惣菜や弁当などを買って帰り、家で食べること)
  • 大皿・バイキングを避ける
  • テラス席を利用したり、屋外の風通しが良い場所を利用する
  • 唾が飛ぶのを防止するため座席は横並びに、おしゃべりは控える
  • 回し飲みや食器類の共有を避ける

NHKがバイキング形式の食事でどれだけ汚染が広がるかという実験を行い、海外ではその映像が話題になっています。10人中1人が感染者と仮定し、手に蛍光塗料を塗った上で30分間のビュッフェを実施しました。

結果は食器や手など至る所に蛍光塗料の付着が見られ、参加者のうち3人は顔にも付着していました。しかし店員が取り分ける、高頻度でトングを取り換えるなど徹底した対策を行うと、汚染範囲は1/30になり顔に付着している人もいないという結果に。

今回はバイキング形式での実験結果のみですが、外食をする場合は感染対策をきっちりと行っている飲食店を選ぶという事が大切になってきそうです。

おでかけ・レジャー・その他での具体的な事例

  • 空いている時間帯、場所、曜日を選ぶ
  • 屋外・風通しの良い施設を利用する
  • 歌や応援(唾が飛ぶ恐れのある行為)は控えるか十分な距離を取る
  • 多人数が集まるようなイベントや場所は避ける
  • 少しでも体調に不安がある場合は出かけない
  • 事前予約を活用する

外出自粛が続きストレスも溜まりますが、おでかけする場合はできるだけ人が少なく風通しの良い場所を選び、クーポンも利用できる事前予約を活用するようにしましょう。当サイトでも事前予約できるレジャー施設などを別記事でご紹介しております。

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【3】仕事の時に気を付けること

最後は仕事上で気を付けることです。

  • 在宅勤務や時差通勤の利用
  • オフィスの換気に気を付ける
  • 会議はオンラインで
  • 対面打ち合わせは換気とマスク着用
  • 名刺交換はオンラインで(?)

名刺交換については接触・密接を避けるという意味合いだと思われますが、あまり現実的ではないようにも感じますけれど如何でしょうか……。

ただし基本的には日常生活と同じで3密を避け、換気に注意して会話によるツバの飛び散りや咳エチケットに注意をすれば良いという内容になっています。

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この記事を書いたのは
タビワザ 編集部

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